HOT!キミラノのイチオシ!
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家出をしたら『妹』が出来て、しかもめちゃくちゃ甘えてきます。
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綾乃「地味かわ」コンビによる最新作は、家族愛が溢れすぎている妹ラブコメだよ!
自分の意見を押しつけてばかりの父親に耐えきれず、家出した流稀くん。行くあてのない彼に声をかけてくれたのは、同じクラスの優等生・青緒ちゃんだったの。
実は青緒ちゃんの両親は他界していて…。今は妹の絆菜ちゃんと従姉妹のゆかり先生の三人で生活しているの。でも、彼女たちはゆかり先生の発案した「家族契約」によって、本当の姉妹のように仲良く暮らしてるんだよ。そこに自分の家族にはない温かみを感じた流稀くんは、家族契約に加えてもらうことに。青緒ちゃんの希望で決まった彼の役割はなんと、お兄ちゃんだったの!
学校ではしっかり者で通っている青緒ちゃんだけど、「妹」としてはとっても甘えたがりなんだ。「充電させて」と突然抱きついてきたり、膝枕を要求することも! 流稀くんが絆菜ちゃんの入浴現場に行きあってしまったときには、やきもちを焼いてタオル一枚で彼の部屋に突撃しちゃうんだよ! でもこれ、「妹」としてはちょっと大胆すぎじゃないかな!?
近すぎる距離感や過剰なスキンシップから、流稀くんへの恋心がまるわかりで、微笑ましくて仕方がない本作。 氷高悠先生の前作「地味かわ」と地続きの世界観なので、ファンの人は要チェックだよ!
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華恋プラモ制作の経験がギャルとの絆を繋ぐ!? 正反対の二人が急接近する様子にニヤニヤが止まりませんっ
プラモ製作が趣味でクラスでも目立たない存在な吾妻肇くん。そんな彼はある日、読者モデルの陽キャギャルで、ドラゴンの亜人・五島サヨリちゃんにネイルをしてほしいと頼まれるんです!
なんでもドラゴンの爪は凹凸が激しくてネイルを塗っても塗膜が形成されず、すぐにはがれちゃうようで…。ずっとネイルに憧れていたというサヨリちゃんの願いに、理想のプラモを追い求める自分を重ねた肇くんは、ネイルへの挑戦を決意するんですよ! 自分とは程遠い存在だと思っていた女の子のこだわりを理解し、力になりたいと思うなんてステキですよねっ!
プラモ製作で培った研磨や塗装の技術で、試行錯誤を重ねる肇くん。まずは機転を利かせてネイルを塗らない、爪に張り付けるネイルチップを完成させるんですケド…。代用品じゃあモデラーの名が廃りますよねっ! 肇くんはプラモ製作に使うあるものを用意して、解決策を見出すんですよ! 飛び跳ねて喜ぶサヨリちゃんを見た肇くんは、どんどんネイルの魅力にハマっていくんです! このままふたりの距離も急接近の予感ですね♪
ネイルとプラモという不思議なつながりで、正反対の性格の二人が仲を深めていく青春模様にニヤニヤが止まらない一冊ですよっ!
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育ての親を失い、貧民窟で死にかけていた五歳の孤児のウィル。そんな彼を見つけたのは、王国最強の《激獣傭兵団》の一人、ベゴニアだったんス。悲惨な状態でも「生きたい」という強い意志を持ち続けるウィルを見込んで、ベゴニアは《激獣傭兵団》の仲間に引き入れるんスよ。
《激獣傭兵団》は国最強の傭兵団。その実力は一国まるごとを相手に対等に戦争ができるほどなんス! 拾ってくれたベゴニアをはじめとして、最強クラスのフェンリルをやすやす召喚するエルフのシルクや、圧倒的な身体能力と魔力量を誇る獅子獣人の団長など、天才揃いの《激獣傭兵団》の団員たち。彼らの教育を受けて、もやしっ子だったウィルが強くなっていくのが爽快なんスよね~。
しかもウィルは団員を唸らせるほどずば抜けた魔力の持ち主だったんス。潜在能力だけで言えば、なんと《激獣傭兵団》の団長クラス。ベゴニアの身体強化やシルクの召喚魔法のように、団員それぞれの得意技をウィルはまるでスポンジのように吸収していくんス!
孤児だったウィルが最強の傭兵団に入団して、最底辺からぐんぐん駆け上がる展開は、まさに王道成り上がりファンタジー! 激アツな物語ッスよ!