話題の青春小説『おさいも』待望の3巻が発売! 未読の方は1巻を読んでから...新刊をチェックしてくださいね! 登場人物紹介はこちら
\10月24日(土)発売/
『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。3
3年分の「ありがとう」だよ、先輩』
3年分の「ありがとう」だよ、先輩』
――伊織先輩は、私のことなんて、早めに忘れてしまってほしい
生原小織。怪しげな露天商ナナさんの店でバイトをしている、正体不明・詳細不明・神出鬼没の後輩……のはずだった。そんな彼女が、病院で眠り続ける「思い出せない僕の親友」と同じ名前・顔をしているという。この不可思議な状況、「生原小織」は間違いなく《星の涙》を使っている、はずだ。
「私の――生原小織の願いを否定してほしいんだ」
僕は何もかもを忘れてしまっていた。「生原小織」の素顔、口調、性格、彼女と僕の関係。彼女が何を想い、何を願って《星の涙》に縋ってしまったのか。それら全てに、全ての感情に蓋をしてきたのだ。そして――そもそも対価を払ったのは誰だったのか、ということにも。
\まだ読んでない方は1巻から/
今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。
せんぱい、ひとつお願いがあります
せんぱい、ひとつお願いがあります
こんなに素直な女の子に慕われて、まさか1ミリも嬉しくないんですかっ!?
双原灯火。幼馴染の妹で、同じ高校に入学してきた後輩でもある。自称・あざとい小悪魔系。自称・温もり大好きスキンシップガチ勢。そして「自称・先輩を慕う美少女」だそうだ。そんな小悪魔系(?)美少女後輩は、今日も早朝からわざわざ僕を迎えに来ている。ポイント稼ぎに余念がないな。
「せんぱい! 手! 手繋ぎましょう! 温もりくださーい!」
けれども僕は、僕だけは知っている。灯火が本当は照れ屋な子犬系で、手が触れるだけで赤面し、僕をからかいながらも内心テンパっていることを。小悪魔キャラは演技でしかなく、僕に近づく口実でしかないことも。そして――今はまだ、僕を好きではないことも。
幼馴染の妹・灯火ちゃんをご紹介☆彡
「可愛い幼馴染がいたらなぁ……」
「可愛い妹がいたらな……」
「ついでに、小悪魔っぽく迫ってきてくれないかなぁ……」
そんなヒロインをお求めの方!
本作は幼馴染の妹・灯火(とうか)ちゃんが、相手をして欲しくて「かまってオーラ」を出しながら小悪魔ムーヴを華麗に展開するラブコメです!
……と言いたいところですが。
残念ながらこちらの灯火ちゃん、小悪魔っぽく挑発しては、返り討ちにあって涙目&仔犬オーラをだしてしまう純粋な女の子。
どや顔で迫ってくる彼女が2ページ後には涙目になる、そんな学園生活をお届けします!
カラオケにいったり
毎朝迎えに来てもらったり。
ぜひ、ご一読ください!
『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。2
先輩、ふたりで楽しい思い出つくりましょう!』
先輩、ふたりで楽しい思い出つくりましょう!』
何で他に彼女がいるんですか!?
天ヶ瀬まなつ。同じ学校の一年生で、灯火のクラスメイトでもある。読モとしても有名な、天真爛漫な正統派美少女。そして「うちの高校で彼女にしたい後輩No.1」でもある。そんな学校の人気者である彼女と、学校の不人気者である僕は恋人同士というわけだ。つくづく幸せ者だな。
「いおりん先輩! 今日も私と楽しい思い出作りましょう!」
つまり僕だけが知っている。いつも明るく振る舞う彼女がふとした瞬間に見せる儚げな表情や、少し油断してぼーっとしている瞬間を。望まれる「美少女」を演じているが故に、僕にしか見せない素の彼女の魅力を。
けれど――今の僕は、何か大事なことを忘れてないだろうか?
登場人物紹介
\1冊まるごと公開中!!/
滅びゆく世界と、間違えた彼女の救いかた
「――俺は、世界を救いたかったわけじゃない。ただ、星を救おうと戦う、ひとりの少女を救いたいだけだ――」
たったふたりで星を救うための旅に向かう騎士・ラミと神子・エイネ。これは最悪の結末に至る物語。