Special今月の「MF文庫J」を試し読み!
2020年1月24日(金)発売「MF文庫J」
今月の試し読み作品はこちら
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編1
大人気作、2年生編開幕!
高度育成高校での2度目の春を迎えた綾小路達Dクラス。待ち受けるは試験だけではなく、個性的な新1年生達。中学時代龍園と悪名を二分した宝泉和臣、同じ中学出身を名乗り櫛田に接近する八神拓也、気分屋で綾小路を引っ張り回す天沢一夏。そして4月最初の特別試験は1、2年生がペアとなる筆記試験。ペアの合計点が基準を下回れば2年生のみ退学となる。
さらに南雲が各生徒の能力を表示する新アプリを実装。それが全生徒に公開されたため学力の高い生徒に人気が集中。2年Dクラスは苦境に陥る。またペアを組む必要上、綾小路もホワイトルーム出身の1年生を見抜けなければ即退学の状況となり――!?
◆1年生編完結&2年生編進級記念!
ようこそ実力至上主義のフェスタへ in Akihabara
本当の実力、平等を“体験”せよ!
待望の「よう実」リアルイベントがついに開催!
開催日程:2020年1月31日(金)~2月10日(月)
今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります
こんなに素直な女の子に慕われて、まさか1ミリも嬉しくないんですかっ!?
双原灯火。幼馴染の妹で、同じ高校に入学してきた後輩でもある。自称・あざとい小悪魔系。自称・温もり大好きスキンシップガチ勢。そして「自称・先輩を慕う美少女」だそうだ。そんな小悪魔系(?)美少女後輩は、今日も早朝からわざわざ僕を迎えに来ている。ポイント稼ぎに余念がないな。
「せんぱい! 手! 手繋ぎましょう! 温もりくださーい!」
けれども僕は、僕だけは知っている。灯火が本当は照れ屋な子犬系で、手が触れるだけで赤面し、僕をからかいながらも内心テンパっていることを。小悪魔キャラは演技でしかなく、僕に近づく口実でしかないことも。そして――今はまだ、僕を好きではないことも。
―異能―
この世界には確実に主人公側の特別な人間がいる。でも、それは僕じゃない。
自分の凡庸さを自覚している大迫祐樹には成績優秀で野球部エースの赤根凜空と学校一可愛い月摘知海という友人がいる。――自分は二人の間を取り持つモブキャラなのだ。しかしある日大迫は知海と二人で映画に行くことになってしまう。「デートだね」とはにかむ彼女に戸惑いながら帰宅した大迫の前に、見知らぬ少年が現れて問う。「君の願いは、なにかな?」それは異能を秘めたモノたちへのバトルロワイヤルへの招待だった。「僕……の中にも異能があるのか?」だがそれすらも完全な思い違いだったのかもしれない――!!
予想を覆す怒濤の展開。審査員評が完全に割れた事件的怪作、刊行。
失格世界の没落英雄
行方不明となった元王子は、覚醒した「神眼」で世界を旅する――!
相手の行動から魔法の構造まで、全てを見抜く最強の鑑定スキル《神眼》。
それは誘拐された魔導大国の元王子シオンが、失踪した幼なじみと瓜二つの少女リィエルと出逢ったことで発現した。
「私には生きる理由がない」「そんなのは一緒に探せばいい!」
《神眼》の力で監禁されていた研究施設を瞬殺したシオンはリィエルと共に外へ脱出。
しかし外の世界は、何かが以前と変わってしまっていて──?
立場を失った元王子・シオンと出来損ないの天使・リィエル。二人は真実を見抜く「神眼」で歪んだ世界を救う英雄になれるのか?
隣のキミであたまがいっぱい。
私、あなたの隣にいることに決めました! よろしくお願いしますね?
同じクラスになった如月は、『他人の思考が読めてしまう』らしい。
この『読めてしまう』と『読める』の差は大きく、自分の意思にかかわらず常に他人の考えていることが聞こえてくるのには、彼女もうんざりしているという。
まあだからといって同情はするが、俺に出来ることなんてない。
そう思っていたんだが……。
どうやら俺の隣にいると、彼女の力は俺だけに限定されて、静かで落ち着くらしい。
だからって、距離感おかしくないか!?
いやべつに、俺は美少女がそばにいるからって、ドキドキなんかしていないから!!
――そう、今日もまた俺は彼女に思考を読まれている。
本棚からこの作品がなくなります。