この時間は危うく脆く、そして何よりも大事だ
10冊挙げようと思ったら簡単にリストから溢れかえってしまうので涙を呑みながら10シリーズの選出としました
皆知ってる作品も多そうですがそれだけオススメです
企画上、ナンバリングは今年発売された中で1番古い刊行の物を選んでいます
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ここがオススメ!
中高生時代から10年近くラノベから離れていた私が本当に偶然手に取ったシリーズ。
20代後半になってもライトノベルは面白い! ということを再確認させてくれました。
最新刊では水斗と結女の危うい「きょうだい」関係にもう1人のヒロイン、いさなが一石を投じたことでいよいよケンカップルの日常が大きく動き出しそうです。 -
ここがオススメ!
こちらも同じくラノベから離れていた私が決定的にラブコメ作品を読み漁るようになったシリーズ。
本当に本当に切なすぎて、特に1巻は読んだ日になんだかメンタルのもって行き方がわからなくなって体調を崩しました。これだけ心を動かされたということです。
吉田と沙優の危うい同居生活はもう終わりが近い。
3巻以降、少し長い沈黙もありましたが4巻と短編集も無事に出たことで本当に安心しています -
ここがオススメ!
ほぼタイトルの面白さと表紙買いでしたが、読んでみたら買ってよかったと心から思える作品でした。
本当に惜しいのはまだ3巻なのに作中世界でもうあと何か月で物語が終わってしまいそうなこと、3人がこのまま続いてほしいと思っている駒村と奏音、ひまりの同居生活も3巻の終わり際ではいよいよ崩壊が見えてきた。
ずっと続いてほしい -
ここがオススメ!
現代のラノベラブコメ作品ではあまり見ない、主人公もヒロインもわき役もみんな上流階級の人たちによる作品。
主人公は基本的にハイスペックに描写されているが、そこに相応の努力を伴っていることと丁寧な筆致で読み手を納得させてくれる。
その一方で普通に友達とバカやったり、好きでもないはずの同級生とデートしたりドキドキしたり。この2人の危うい婚約生活は目が離せない
まだ1冊しか出ていませんがこの1冊で十分誰かに薦めれる作品です -
ここがオススメ!
今年のライトノベルの話題で、10年前にラノベを読み漁っていた身としてこの作品を外すのはあり得ない。
短編中編長編の3作が収録されているが、特に長編の鶴屋さんの挑戦状は、作者のミステリ好きをこれでもかというほど遺憾なく発揮されているように見えきっと書いてて楽しかったのではと強く感じた。
宇宙人長門、未来人朝比奈さん、超能力者古泉は一見協力関係にも見えるがよくよく考えたら奇跡的な利害関係の一致で今のバランスが保たれているだけでいつ壊れるかわからない
これで終わることなく、また本編が刊行されることを今はただただ願ってやまない -
ここがオススメ!
今回挙げた「ラブコメ」作品としては明らかに異色のジャンル違い(ハルヒも厳密には違う気がするが)
普段この手の作品は内容の難しさから避けるところがあったのが、口コミで購入して読みました。
もちろん騙し合いとイカサマのゲームの心理戦こそこの作品の最大の魅力には違いないですが、一方でしっかりラブコメしているところも私が違和感なくこの作品に入れる評価点でした
緋呂斗の危うい「学園最強」いつか化けの皮がはがされそうだが果たして……? -
ここがオススメ!
今までは関係性の危うさや立場の危うさを前面に出した作品が多かったが、この作品に限っては「ヒロインそのものがあやうい」
はい、見ての通りのヤンデレストーカーものです
ただし内容はジメっとしたくらいモノではなく、すれ違い勘違いで進むドタバタラブコメです
作品の終わり際見るに、この作品1冊で綺麗にまとまっているので続きが出るのかなぁ……? って感じます。1冊でしっかり読める作品ご所望の方はどうぞ
私は続き待ってます -
ここがオススメ!
今回挙げた10シリーズの中ではコメディ寄りでオススメしたい作品
ヒロインがアラサーっていうのも昨今は増えてきた印象ですが、今のところこの作品が1番気に入ってます
1,2巻では主人公とヒロインとヒロインの娘の関係性が大変危うかったが3巻で一応の大団円を見た。無事4巻も発売されるということで新たな波乱に期待したい
気軽に読めてしまうので気軽に手に取ってほしいです -
ここがオススメ!
ヒロインはテンプレ通りの毒舌系。だがそれがいい
(主人公が意図してそうしている作品もあるが)鈍感なタイプが多いラブコメ作品において、新進気鋭の超敏感メンタリスト系主人公。ラブコメにおいてその能力はがチートが過ぎる。
1巻の比較的序盤からずっと相思相愛で、お互いそれをよく理解しているのにいまだに付き合ってない二人にもどかしさと危うさを感じますが、恋愛に奥手の2人にはこれくらいがちょうどいいのかもしれない。
でも早く付き合ってくれということで3巻待ってます -
ここがオススメ!
ラブコメ、というよりは恋愛小説
コメディ要素を含んでこそいるがどちらかといえば登場人物の子細な心理描写が中心
内容も基本的には恋愛小説のテンプレ・王道だと思いますが、王道がなにゆえに王道で面白いのか、この作品でよくわかりますね
主人公と幼馴染のつかず離れずの危うい関係。他に主人公を気に掛けるヒロインの存在、全員の心理描写が非常に丁寧で、読むのは少し時間かかりますが引き込まれます