鳥さん的2020性癖10選
基本的にラブコメスキーですが時折内に秘めた厨二心が暴れ出します。
よほど惚れ込んでいないと有名タイトルは避ける傾向アリ。
(2020とは言っても年末発売タイトルは入れられないのですが、そこはまあ、はい。)
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ここがオススメ!
本質。
ひたすらに本質。
性欲の否定は欺瞞である。
そもそもプラトニックラブの原義はそういった行為の先にあるものだというのを思い出させてくれる。
かつて、かの名作ゲームWHITE ALBUM2のノベライズを浮気ルートをベースに最後まで書き切ったGA文庫にしか出せないであろう怪作である。
一巻はあくまで導入。二巻からアクセル全開なので、この先どのような地獄を展開してくれるのか楽しみである。 -
ここがオススメ!
厨二!!!!!
圧倒的な厨二度を誇るこの一冊、刺さる人には刺さると断言できる。
元最強のエージェントにして、ファンタジー世界観にあってメインウェポンがライフルという設定で一巻から既に十二分の厨二度を誇っていたが、この二巻は桁違いである。
手に汗握る逃避行。かつての仲間との対峙。嗚呼、素晴らしい。
自分の趣味趣向をこうも的確に突かれては屈服する他ない。 -
ここがオススメ!
流石の筆致と言う他ない。
個性豊かなキャラクター達によるテンポの良い掛け合いにページを捲る手が止まらず、まるで実際に音が鳴り響くかのような圧巻の演奏シーンに感動する。
そして挿絵にQRコードを忍ばせる演出も憎い。
一冊における完成度があまりにも高いため、続巻の制作が決定したことに喜びと同時に不安も覚えるが、そんな一読者の設けたハードルなど軽々飛び越えてくるのだろう。そんな予感、否、確信がある。 -
ここがオススメ!
まるで漫才のような掛け合いに夢中になること間違いなしの、まさしくラブ"コメ"である。
むしろ一巻では漫才しながらも一応綺麗に(?)まとめたと見せかけたのが、この二巻では更にコメディ要素が暴走しラブ要素が迷子に。
それでいいのかヒロイン……(困惑)
だがそこがかわゆい! -
ここがオススメ!
みんな大好きじれじれ両片想い。
お前ら早く結婚しろ。
奇を衒うことなく、ただ二人のじれったい関係性をひたすら丁寧に紡ぐ。
それだけの作品だが、だからこそ素晴らしい。
お前ら早く結婚しろ。 -
ここがオススメ!
アニメ化も決まった人気シリーズの最新巻、満を持してと言うべきか、サブタイに主人公の名前を持ってくるのがシンプルに熱い。
いよいよプロの現場に飛び込みスピンオフと本格的にリンクし始めたのにはワクワクが止まらない。
ラストには爆弾も投下されヒロインレースからも目が離せない……!! -
ここがオススメ!
社会人らによる熱き物語──言ってしまえばラノベ版半○直樹な訳だが、ライトノベルとしてこれを出せる懐に感心する。(無論本編の人気ありきではあるが)
異色、されど王道。
先述の通り本格的に本編とリンクし始めたのでその点も目が離せない。
……ぼくリメのメインヒロインはやはり河瀬川では? -
ここがオススメ!
待望の新刊ではついにメインヒロインの過去が明かされる。
キッッッツい……。
だが救いは確かにあるのだ。大人組がひたすらにカッコいい。
アニメ化も決まり、あと少しで完結とのこと。勢いのある今触れてほしい作品だ。
何か考えさせられることがあるはず。 -
ここがオススメ!
かつてヒロインの母親に魅せられてきた我々への救いとなる本作ではあるが、年の差恋愛の要点をしっかり抑えており、作者への信頼がとどまるところを知らない。
少し視点を変えれば大きなお友達向けの作品にならそういった属性のヒロインもいるのは知っている。実際に触れたこともある。が、そうではないのだ。我々が欲したのはラブコメである。焦ったくも応援したくなる物語である。
だからこそ作者には感謝しかないのだ。
四巻も楽しみにしています。 -
ここがオススメ!
自分の可愛さを自覚してる女の子、いいよね……。
キャラ造形に説得力があるのは当然のようで強み。
一概にそうとは言えないが、やはりライトノベル、それもラブコメとなるとそれは基本的にキャラクター文芸であり、キャラの掘り下げこそが肝となるのだ。
二巻も決定したとのことで、これからこのナルシストをどこまで可愛く見せることができるのか期待していきたい。