あらすじ紹介
女子だけが持つ機器 「ブリッツ」 の効力をいち早く理解し、ゲームの主導権を握った沖田。だが、彼のペアを軽視する行動は他の女子との軋轢を招いてしまう。
利用する者とされる者、男子と女子の力関係が表面化した中で続行される脱出ゲーム。その流れに反発する女子グループの台頭などゲームはさらなる混迷を見せる一方で、いまだ見えぬ“脱出”の条件……。果たして勝利を掴むのは? 脱出ゲームはクライマックスへ!
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みんなからのレビュー
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shin
14孤島に閉じ込められた高校生男女の脱出ゲームで、女子の武器の真価が分かり冷戦状態へ突入する2巻。主導権が目まぐるしく変わる展開に、利用される側だった女子の変化や堕落する男子、一線を踏み越えた人の闇、はっきり自覚できない欠落した部分を突きつけられたまま浮き沈みする沖田等、暗い面が見える程興味をひかれて先が気になった。解放感のあるラストも多くの人はしこりが残りそう。図らずもゲームによって歪まず、犠牲もやむなしの一触即発の局面で水を浴びせたような存在感を放った委員長になごみ、救われた感じが印象に残ったお話でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
ゴローさん
12休息イベントがマジで恐ろしいですわ…ラノベ的に色々マズそうな気もしますが土橋先生らしくて好きです。この巻で話が目まぐるしく展開していきもうゴチャゴチャです(良い意味で)。生贄のジレンマもそうでしたが、女性陣が本気になった時が一番ヤバいですね。梨央の活躍を期待してたのですが、ほとんど捕まってましたし、最後は花穂に全部持ってかれましたwしかしこの後の人間関係修復とか無理なような…(軽音部とか風子とか) 続きを読む…
ネタバレあり -
いかずち
12(簡易)オススメ度:★★★★★ 続きを読む…
ネタバレあり -
どら
11積読消化。これまでの同種の作品より一線を越えた感じ。性交渉やドラッグをこれまでは明示的には表現していなかった筈。しかしクラスメートでこれやっちゃあ、普通の生活には戻れないでしょ。ましてや黒幕や背景は一切語られない。扉の外、ラプンツェル、ツァラトゥストラの方が正直読みやすかった。オチの算数問題を効かすには同級生の方が効くのは分かるが、ここまでやりたいならアダルトレベルで、寿行を目指した方が良いと思う。ただ主張のハーレム状態は男性が最も軽視されている状態だというのは賛同。吉原の太夫をどう考えるかに近いのだが。 続きを読む…
ネタバレあり -
星野流人
10電撃文庫の土橋作品では、ツァラトゥストラ以来、久しぶりに楽しめた作品だった。土橋さんらしい、極限状態で見えてくる人間の薄汚い部分と、それでも浮かび上がる純粋な真実と想いがうまく描かれていた。島から脱出する鍵の正体や、クライマックスの流れるような展開はとてもおもしろかった。非常にブラックなストーリーではあったが、ラストはなんだかコミカルな感じになっていて、明るい読後感だったのは良かった。まぁ、個人的にはああいう形の性行為云々にまで話は及んでは欲しくはなかったかなって。ラノベだし。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/08/10
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784048868099