あらすじ紹介
病院で首を吊って死んでいた少女が残した手紙。そこには自分達がいじめていた浅井安奈からの復讐が匂わされていた。いまだ解明できていない謎の死を遂げた安奈と、生き返りの彼女を連れて逃亡を続ける多代亮介。二人を追ってクラスメイトたちに接触を図る蒼衣と雪乃だが──。
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藤月はな(灯れ松明の火)
46『しあわせの王子』の相似関係だった2組を分けたのは何だったのか?可奈子さんと瀧さんの関係は危険性も二人の中で完結しており、瀧さんの断章の有能性(斬り刻んだ命の破片が残っても探知できる。故に完璧な隠滅ができる)があった。だからこそ、彼らの生存は許されたのだろう。しかし、亮介は無関係の人に被害を与えた上、瀧さんのような能力も持っていない。そもそも、杏奈の明確な意思があったかも疑わしいのだ。それに「自分は殺されてもいい」という言葉は蘇った命への責任を放棄する無責任さと背中合わせだと彼は全く、気づいていなかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
46しあわせな王子後編。今回の配役は予想通り。途中からそんな感じはしてたけど葬儀屋の退場には驚きました。誰一人救われることも無く、全ての者を殺し尽くす。ちょっとした衝撃で全てを奪う無慈悲さ、悲惨さが泡禍の本来の姿なんでしょうね。これまでは何だかんだで解決してただけに何とも言えない結末でした。グロ描写は安定しており病院での惨劇はキツイの一言。あれを映像化したら普通にトラウマになりそう。暴走してしまった蒼衣は騎士として今後どう生きるのか、ラストも近づいてきたし色々楽しみです。 続きを読む…
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坂城 弥生
39これは悲劇だったのかそれとも救いだったのか… 続きを読む…
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Yobata
35化物と化したものの安奈を守ると決めた亮介は葬儀屋から逃げながらも安奈をいじめていた女子グループへ復讐を始め出す。いくらか亮介に同情を抱く蒼衣は葉耶の悪夢に苛まれながらも亮介を止めるために動こうとするも…。果たしてこの悪夢は葬儀屋の断章の暴走か?安奈一家を巻き込んだ泡禍の続きなのか…?学校でクラスメイトに家でも妹からといじめられ逃げ場がなかった安奈。下田樹里達のいじめグループの安奈をいじめた原因はマジでガキで幼く醜い閉鎖的な社会によるもので呆れたし妹からのあの扱いはどうなの?それでも毅然として生きて→ 続きを読む…
ネタバレあり -
半熟タマゴ
30可南子さんの歪んだ愛情、広がる泡禍の被害、じわじわと恐怖が加速して行きラストの病院のシーンで今まで溜まった恐怖が膨れ上がってはじけた感じでした。頭の中で映像化しなかがら読んでいたら途中で心が折れそうに・・・。最後の結末は葬儀屋さんも望んでた事なのかと思うとやりきれないですね。これから蒼衣はどうなってしまうのだろう。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2010/10/10
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定価605円(本体550円+税)
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ISBN9784048689298