
あらすじ紹介
『超能力』が“一般科学”として認知された『学園都市』。その平和の裏には表沙汰にできない任務を請け負う『暗部』組織が存在する。
『アイテム』――四人の少女で構成される精鋭部隊だ。能力者が発する微弱な力を読み取り追跡ができる滝壺理后。爆発物やトラップを用いた戦闘が得意なフレンダ=セイヴェルン。窒素を自在に操り防御を担う絹旗最愛。そして学園都市が誇る七人の超能力者の一角、麦野沈利。学園都市の暗闇を自由に生きる彼女たちが、静かに標的に狙いを定める――!
「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」
これは、やがて「凄惨な事件」へと至る少女たちの、出会いと友情と暗闇の物語。
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みんなからのレビュー
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D-suke
13これめちゃめちゃいい 序盤から闇が深すぎるんだけど、まさか絹旗がそんな風に出てくるとは本当に思わんかったよ。映画好きに理由があったとは。メンバー加入でいうと滝壺が古参だって初めて知ったけど、麦野の本音を補う距離感良かったなぁ。そんな麦野は相変わらず火力全振りで、人が消しとばされていくのはもはや爽快ですらある。反面やっぱり応用力ではやっぱり第三位に負けそう。プライドを捨ててまで戦えるすごい人なんだけど「私はここまで捨てたぞ」になってしまうのでアイテムがその防波堤になっていた感じなのかなとか。 フレンダに関し 続きを読む…
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リク
8ここに来てまさかの『アイテム』。そのうち天草式とかも来るかも。かまちー的に麦野は結構好き? いや、誤解されたままなのが嫌なだけか。怖くてヤバくて頑丈な姉ちゃん、なだけじゃないことは良く伝わった。『アイテム』が四人組になった頃の話。暗部がめちゃくちゃ暗部してる。最近の魔術サイドのインフレ半端ないので、化学サイドで収まってると何とか理解の範疇にあるなぁと。今だ謎しかない第六位とか、学園都市の二割の大人とか、本編と交差しそうなところもあり。『アイテム』も含めて今後どう関わってくるかにも注目か。 続きを読む…
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lex
4新約序盤まで・レールガンはアニメのみ全視聴・ifは2周年辺りまでやっていたので、がっつりではないけどライト勢よりは詳しいかな?レベルの読者ですが、割と楽しめました。役に立つのかは兎も角情報量が多くてとりあえず読んでて面白いアイテムの会話とか、科学サイドの理解しやすい無茶苦茶感とか。後のフレンダの件をかなり意識したつくりだった印象を受けました。ニリツ先生イラストは可愛いへ寄り過ぎなので怖さが顔に出てるむぎのんと相性悪い気がしました、そこが若干残念。むぎのん自体は可愛いけどね! 続きを読む…
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みやしん
2最近の鎌池作品では非常に珍しく最後まで集中力を維持できた。ホント久しぶり。かつてkoroした少女を心変わりかコンプライアンスかビジネスだかで都合が悪くなったのか、あの手この手でなんとか補完しようと躍起な公式の一つの形。過去編ではあるけど、そのかわり今後出番のない役者はしっかりとkillした。ポッと出の新人はやっぱり黒幕説遵守。 続きを読む…
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ひろぺん
1学園都市暗部を担っていたアイテム設立ころの話。麦野のぶっ飛び方、もう一つのアイテムとの抗争、麦野サイドの新人二人の動向など。新人が自爆した後の仇討ちでは人らしいところを見せる。が、後書きの後で描かれている後日談でさらにどんでん返し。これ知ったら、麦野大爆発だろうなあ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/03/10
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784049149395