魔弾の王と凍漣の雪姫 9
最後の敵・ガヌロン公爵が国王を攫って自らの領地に逃亡。国王を救うべく軍を編成するティグルたちの前に、謎の男シャルルが現れる。
川口士
(著者)
/
美弥月いつか
(イラスト)
シリーズ:魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
この作品をストアで探す(宣伝)
あらすじ紹介
バシュラルを戦場で討ち、残す敵はガヌロン公爵だけとなったティグルたち。
だが、ガヌロンはファーロン王と、リュディの父であるベルジュラック公爵をさらって己の領地であるルテティアに逃亡した。
国王たちを救出すべく軍を編成するティグルたちの前に、ひとりの男が現れる。男はシャルルと名のった。
三百年前にブリューヌ王国を興した始祖であると。そして、「この国を奪う」と告げた。
『黒騎士』ロランを軽くあしらって逃げ去ったシャルルはさっそく行動を開始し、ブリューヌに戦風を巻き起こす。
彼の背後には、遠くキュレネーからやってきたひとならざる者たちの姿があった。
国を興した一代の英雄に、ティグルとミラはどう立ち向かうのか。
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
よっち
27バシュラルを討ち、残るはルテティアに逃亡したガヌロン公爵だけとなったティグルたち。しかし国王たちを救出すべく軍を編成するティグルたちの前に、三百年前にブリューヌ王国を興した始祖シャルルが現れる第八弾。ロランを軽くあしらう思ってもみなかった強敵の出現に動揺する王国軍。彼らの背後にいるアーケンに仕える者たち。意外と快男児風だったシャルルの目的も気になるところですが、リュディの提案をきっかけにヒロインたちの動向にも動きがありそうですかね。ザイアン主従がなかなかいい感じなので、最後まで生き延びてほしいところです。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
20バシュラルも手強かったですが、天真爛漫な覇王といった感じの始祖はもっと手強そう。と、長くなりそうな戦いを予感させられますね。ガヌロンとの友情も濃いですが、変節してしまっているガヌロンに最後けじめをつけるのかな?と思ったりもしました。あと、リュデイがなんかすっかり2番手ヒロインに成り、出番多い、というか多すぎでは?と思ってしまいました。あと、ザイアン君は最後まで生き残りそうてわすね。 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
8バシェラルを討ち、残す敵はガヌロン公爵。しかしガヌロンの野望であった始祖シャルルの復活が成されていて…第9巻。長年寝たきりの体を乗っ取ったのに、圧倒的強者としてシャルルが描かれると何かな…豪快な性格でも子孫を討とうとする身勝手さ、ガヌロンの邪悪な手口も相まって微妙な感じ…挿絵単独二枚もいらないし…。ついに果たされたエレンとリーザの和解や久々に新たな敵・アーケンに仕える者との戦闘、彼女面が楽しくグイグイ押してくるリュディの外堀埋めと色々面白かったのに敵が盛り下がる…早くブリューヌの内乱決着しないかな…。 続きを読む…
ネタバレあり -
ご主人様見習い
5使徒。あっさり退場? 化け物の戦い方じゃなくて剣士同士戦いみたいだった。 イラストを用意されたのにもったいない。 続きを読む…
ネタバレあり -
加賀ますず
4遂にバシュラルを打倒したティグル達。晴れて王都ニースに凱旋し最早残党となったガヌロンを追い立てるべく作戦を考えていたところ、突如として建国の始祖シャルルを名乗る者が現れあろうことかレギン達に宣戦布告!!勿論ガヌロンと関係があり、終わるかに見えた内乱にはまだもう一つ波乱がありそうな予感…といったあらすじ。一先ずバシュラルを打ち果たしたことでミラとティグルのイチャイチャが止まらない。しかしそこにリュディが公爵令嬢らしい搦手でミラに取引を持ち出したりと恋の戦争も抜群に面白くなってきた。いいぞもっとやれ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2021/08/25
-
定価726円(本体660円+税)
-
ISBN9784086314343