
あらすじ紹介
「私の名前はイグニス・ファルフレーン。かつて世界を治めていた聖女です! が、能力を九十九分割されて封印されてしまったので探してる真っ最中です!」
「何言ってるのかわからないと思いますが、とりあえずアイテム探し系ロードムービーだと思ってください。どうも、主人公のネモです」
「うらぶれた街で腐るチンピラ・ネモくんが清楚で巨乳でS級美女の私と出会い、旅に出る! これはえっちな予感がしますよぉ!」
「……見ての通り、基本的に聖女なんて名ばかりな、ただのバカです、ウチの相方は」
「そんな我々が、巨大な亀の中にある街やら、バニーガールがわんさといる永遠の祝祭やらに乗り込むわけですね!」
「ケツと器のデカい獣人の姉御を道連れにしたりしながらな」
「ネタバレすると道中では臓物の雨が降り注ぎ、ラスボスは黒ギャルです!」
「破天荒な聖女とチンピラと獣人の旅が、第31回電撃小説大賞《銀賞》を受賞して刊行!」
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みんなからのレビュー
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真白優樹
9とある市の最下層に暮らすチンピラな青年が、聖女に出会い始まる物語。―――知った事かと笑い飛ばして、面白おかしく生きていく。 シリアスなんて知らんと言わんばかりにドタバタと、まるで漫才コンビかのようなやり取りをしつつ突き進んでいく、元気になれる物語であり、バカで駄目でそれでも憎めぬ奴等が好き放題に進んでいく、そんな様子が楽しい物語である。まだ始まったばかりの旅、ダーリンとハニーと、アネゴの三人の旅はどんな方向に突き進むのか。旅路に待っている笑いとはどんなものになるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
8あらすじから『バカテス』の匂いを感じていたので、そういった印象からはやや外れる印象。 なんといってもヒロインが普通に重い。ロマンチストでティーンラブに被れているのだが、設定も描写も茶化せるような感じではない。敵と主人公の掛け合いもヤンキー構文で、ギャグとシリアスを交互にする感覚。またサンバカというよりバカップル+1と感じなのもパーティ感が薄い。 『バッカーノ』とまではいわないが、ここまで立場を分けるなら視点やキャラ目的も分けて、暴れるのも良かったかもしれない(収集がつかない可能性はあるが)。(1/2) 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
3聖女とチンピラと獣人の珍道中、というには風刺的な面も多い。聖女の来歴が重い。裏切られ力を奪われた上、代償で不死となり夢を叶える障害に。むしろ今の性格を維持してるのがすごい。ついでに恋愛方面も重い。ネモはチンピラしてるには惜しいくらい頭の回転が早い。早すぎて厄介者扱いされてた可能性はあるけど。クソ厄介な連中に絡まれたり、力を取り戻して憎しみが爆発することもあるだろうが、その度にネモがシリアスな雰囲気をぶち壊して面白おかしい旅を続けてほしい。ガガカのバランサー的な立ち位置も重要。不憫な空気しかないけど頑張れ! 続きを読む…
ネタバレあり
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つじ みやび
3面白かったー!!始終「バカだなぁ!!!キミたち!!」とゲラゲラ笑いながら、頭空っぽにして読めるタイプの作品でした。いや〜!!これはバカ、あまりにおバカ!!シリアスなのかと思えば全力でクラッシュしにくるし、なんだか芯をついたようなことも言うし。なんだかんだいろんな過去を抱えるのが人間ってもんだけど、まぁ結局は笑えればいいよねがはは!!みたいな作品。私は大好き。 続きを読む…
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ベカオス
0イグニスとネモとガガカのテンポの良いまるでコントのような展開で話が進んでいき、あっという間に読み終えてしまいました! バトルシーンやラブコメありだけど、コメディ要素満載で大変面白かったです!✨ 電撃文庫さんの銀賞受賞に納得のいく作品でした!👏 清楚でビジュ良きな聖女:イグニスのぶっ飛び具合が半端なくて、これで聖女様なの...?!と思うくらいですw 聖女様が旅を始めた理由では感動してしまい涙してしまったシーンも...。 2巻が発売が決定とのことなので、イグニスとネモのラブロマンス?!の続きが楽しみです👍 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/05/10
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784049163025