3月のジェルミナル
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3月のジェルミナル

ついへいじりう (〔著〕) / 星屑7号 (原作・イラスト)

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みんなからのレビュー

  • ゴローさん

    「1月のプリュヴィオーズ」の前日譚と言う事ですが、そっちを知らなくても楽しめました。後ろ暗い雰囲気も好みに合っていて良かったです。3月の多数決の能力はピーキー過ぎて使い勝手が悪いですが、それを上手く使いこなす是太の狡猾さには目を見張りました。遺族達を集めての多数決には鳥肌が立ちました。入賀は死んだようですが、欲望を開放された人々は残っているのでまだまだ是太のやる事はおおそうです。ってか久瀬さんもだけど円もやばい事になってましね…続きが気になりますがまずはマンガを購入して読まなければ!! 続きを読む…

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  • ちかもり@再出発

    「1月のプリュヴィオーズ」未読。これはかなり良かった。復讐の物語かというと、それだけでもない。復讐が正義であるためにはある種の偏りは絶対的に必要なんでしょうねえ。能力の限界を細密に調べるあたり、主人公は初めから使い道を一つに絞っていたともいえるわけですが、対象がげっすいクズ野郎じゃなかったらどうなってたんだろうなとは思います。その意味でこの結末はすごく続きが気になるし、ものすごく続編が読みたい。続くとすれば、次はたぶん「許し」の物語になるんじゃないかなあ。すごく読みたいなあ 続きを読む…

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  • m-bird

    何事にも哲学は必要だ。何十年と使われているUNIXは、当時の哲学のみを受け継ぎ、しかしその実装は全く異なっている。この作品には、そんな受け継がれるべき哲学というようなものが書き込まれている。正義とは何か?時として人は考えるけれど、それは相対的なものであるし、結局のところポジショントークにしかならない。そして多数決が出張ってくる。けれども、その多数決が本当に総ての意見を反映しているのだろうか?多数決の暴力になっていないだろうか?中二ラノベの皮を被り、この作品は僕たちに問いかけをする。 続きを読む…

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  • otsuri

    帯では「正義の本当の意味を教えてくれます」と銘打たれてましたが、正義よりも力の意味について述べられていた小説だと思います。結局のところ、私刑という原始的な形式での裁きであったわけですし。力こそ正義ってか?あと、主人公の能力に対する理解が早すぎてちょっと展開に違和感を覚えました。単に他人を操る能力だとありきたりだから一捻りしたのでしょうが、一捻りした分、仮説→検証のプロセスがもっとあってしかるべきだろうに。 続きを読む…

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  • 郭(クルワ)

    読み始めたら、とても良かったので先に1月を読んでしまった。すごく面白かった!! しかし、まだ何一つ終わってないので続巻はよ。1月を読んでるとニマニマ出来るシーンが多々あり。 続きを読む…

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