あらすじ紹介
黒衣の少女と一人の青年は旅をしていた。二人が訪れたのは、黄昏を迎えつつある滅びの地。そこでは破翼蟲《バジム》と呼ばれる怪物が、街を、人を、全てを喰い尽くそうとしてた――。悪魔の本と少女の冒険、第3弾!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
スズ
78ある物を対価に死者を蘇生させる本、記憶を剥ぎ取り保管する本、人を喰らう蟲の群れに怯える町、結婚の条件に貴重な五つの幻書を探し出す事を提示する謎多き高級娼婦、読んだ者をゾンビに変える本の5話を収録した第3巻。遂にヒューイとダリアンが焚書官コンビと邂逅し緊張感が高まりましたが、スイーツ巡りのためにダリアンが読んでいたグルメガイドを幻書と間違えて襲撃してしまったハルにはフランと共に笑ってしまった。夢中で読んでいたシリーズが作者急逝で絶筆になって大荒れするダリアンには、本好きとして同じような経験があるので大共感。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
47“幻書”を巡るダリアンとヒューイの冒険譚第3弾。「換魂の書」「忘却の書」「黄昏の書」「魔術師の娘」「償いの書」の5話と「眠りの書」「美女の世界」の断章2話。段々とヒューイに対するダリアンの恋模様が着々と進んできてるねぇw今回は婚約者騒動が出てきて大慌てのダリアンw見せてくれますw「換魂の書」は王都で人気作家の三部作の最終巻が刊行されずにその作家レンツが死亡して続きが読めないダリアンは激怒していた。しかし死亡したはずのレンツから奇怪な書物からの救助の手紙が届き…という話。ダリアンもしや腐っていたのかw?→ 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
30さて今巻は5編と断章が2つ。ミザリーじみた話と浮気を隠そうとしたある旦那の話と、虫にやられてしまったある本の話と竹取物語の様な話、そして二人の読姫が王都で鉢合わせするお話です。個人的にはやはり最後の「償いの書」の話が一番好きだったかと。今回初めてヒューイとダミアンがハルとフランと一緒の話に登場しましたが、犬猿の仲ながらも険悪な雰囲気と言うよりは仲良く喧嘩してるような感じで、この先でもそんな雰囲気で一緒の事件を解決してもらいたいな…などと思いました。次巻も早い内に読んでしまおうかと思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
Norico
29シリーズ3作目。ダリアンとヒューイのかけあいもすっかり定番で癒されます。「黄昏の書」が好き。まさかそんなオチだとは。そして、焚書官たちとの邂逅もあり。彼らとの関係もまだまだ謎に満ちてます 続きを読む…
ネタバレあり -
ダージリン
25やはり、「償いの書」の話が一番面白かったかな(笑)。焚書官ペアとの出会いもだけど、「オチ」も彼ららしくて笑いました。あと、「美女の世界」のダリアンのセリフ「自分の中に、他人からの評価以外の価値を見つけられなかった人間は、どのみち幸せになどなれないのです」は名言だと思いました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2009/05/01
-
定価628円(本体571円+税)
-
ISBN9784044241155
関連サイト
-
公式サイト