エマ役・豊口めぐみさんが語るTVアニメ『マジック・メイカー』６話──【12週連続企画】各話放送後キャストインタビュー

2025年2月15日公開

毎週恒例となったTVアニメ『マジック・メイカー　～異世界魔法の作り方～』出演者インタビューですが、今回ご登場いただくのはシオンの母親・エマ役の豊口めぐみさんです。

演じるエマという役柄についてや、今週放送された６話に関してお話しいただきました。

──エマにとって見せ場の多い回となった６話でした。豊口さんの印象に残っているシーンをひとつあげるとすればどこでしょうか？

６話でいうならば、お風呂シーンですかねぇ。「お風呂シーン」とだけ聞くと、ムフフな感じもしますが……もちろんムフフもありつつ（笑）、とてもいいシーンだったと思います。

──魔物討伐からの帰宅時、エマが一言「アナタ」と言っただけでガウェインが震え上がるシーンが印象的でした。あのガウェインが恐れるエマって？　と思った視聴者も多いと思います。実は元凄腕冒険者？　それとも日常的に燭台で……？　色々と想像の余地があり楽しい場面の一つでしたが、豊口さんはエマとガウェインの関係をどのように解釈し、このシーンを演じられたか教えて下さい。

「アナタ」もそうですが、私はその後の笑顔で「何があったのかしら〜」の方がガウェイン的にはヒエ〜だったのではと思っています（笑）ガウェインがエマと出会った時は、きっと「守ってあげたい人」だったんでしょうが、いつの間にか「実は守られてた」に変わっていったんでしょう。エマは間違えたことは言わないとガウェインは信用してくれてると思って演じました。理想の夫婦像だと思います！

──エマと言えばゴブリンから身を挺してマリーを守る３話のシーンが強いインパクトを残しました。いつもニコニコ笑っているおっとりした印象のエマですが、このエマという人物をどのように解釈して演じられていましたか？

元々、内なる強さみたいなものはあったと思いますが、それがガウェインとの結婚を機になのか、出産を機になのか、身近に守らなければならないものができたことで、さらに強さを増したのだと思います。強くならなきゃと無理をしてるのではなく、強いんです。だからこそのおっとりさというのもあるのかもしれません。「動じない」みたいな。

──エマにとって、シオンとマリーはそれぞれどのような存在だと思われますか？

それはもう、何にも変え難い、大切な家族。命に変えても、守ってみせる大切な家族。見ていて楽しいんだと思います。姉と弟、仲良くしてくれているのもとても嬉しいんだと思います。

──もし豊口さんが魔法を開発するとしたらどのような魔法を作ってみたいですか？

バリア、ですね。暑さや寒さから身を守れる、バリア！！！　暑いのも寒いのも超苦手です（笑）

──次回、７話に関して豊口さんが視聴者の方に注目してもらいたいポイントを教えてください。

７話の注目してもらいたいところは、やはり、ストーリーです。後半のスタートという感じで、物語が一気にここから動き出す、大事な話数です。絶対に見逃さないで欲しいです！

──これから６話を見るという方に向けて、豊口さん的に「ここに注目！」と思われる見どころを教えていただけないでしょうか。

６話はとにかくみんな頑張ってます！だからこそのエマのシーンだと思っていただければ！

──最後に視聴者の皆様へメッセージをいただけないでしょうか。

30分があっという間に終わってしまうほど、１話１話内容が詰まっています。そして、まだ出てきていないあのキャラクターたちももうすぐ登場します。そちらもぜひ楽しみにしていただければと思います！！！

──ありがとうございました。

◇　◇　◇　◇　◇

次回のインタビュー記事は２月22日に公開予定です。誰が登場するかお楽しみに！

豊口めぐみプロフィール

東京都出身。81プロデュース所属。「BLACK LAGOON」（レヴィ役）、「転生したらスライムだった件」（大賢者、智慧之王役）といったアニメ作品から、「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生」（江ノ島盾子役）などのゲーム作品ほか、海外映画の吹き替えなど出演多数。

マジック・メイカー
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アニメ情報

イントロダクション

リスティア国の片田舎の領地を治める下級貴族、オーンスタイン家。そこには、二人の姉弟がいた。
姉のマリーは、父から剣術の稽古を受けるのが大好きな活発な女の子。
弟のシオンは、部屋に籠もって本を読むのが大好きな内気な男の子。
性格は正反対の二人だが、優しい両親に見守られながら、仲睦まじく暮らしていた。

そんなある日、シオンは『まほう』というものがこの世界に存在するか、父に尋ねる。
しかし、貴族としてそれなりの教養がある父でも、『まほう』という言葉自体を知らなかった。
ましてや、シオンが言う「火とか水とか風とか光とか、何もないところからいろんなものを出したりする」現象など、この世には存在するはずもなく……。

その日から、シオンは目に見えて落ち込んでしまう。
シオンを励ましたいと、幼馴染みで農家の娘のローズに話すマリー。
すると、湖で不思議な現象を目の当たりにして──

この異世界、魔法がない!?
そんな世界に転生した主人公の少年シオンが紡いでいく、
ロマン求める魔法開発ファンタジースタート。