あらすじ紹介
頭がよくて学級委員で市長の娘。自分を特別な女の子だと思っている少女ニナモリ・エリが密かに愛する相手は、なんとわれらが主人公ナンダバ・ナオ太であった。ひょんなことからナオ太の秘密を知ったニナモリは、その夜、ナオ太の家に泊まることになり、急接近。貞操の危機、命の危機、おまけに地球の危機にまで発展する話題沸騰アニメの小説版第2巻。自称・世界一不幸なナオ太少年の、茫然自失&七転八倒な日々に、救いはあるか?
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みんなからのレビュー
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sakko/さよ
2古本屋で2巻のみget!アニメみたのも今年の4月だったから記憶に新しい。ニナモリ回と野球回。アニメはものすごい勢いで流れていくから(そこがいいのだけど)文章で改めて読むとキャラの心情がよくわかっていいね。自分はトクベツだと思いたいニナモリちゃん。嫉妬と劣等感だらけのナオ太。ハル子は小説読んでも謎の女だけどw イラスト担当が豪華すぎる。 続きを読む…
ネタバレあり -
iwtn_
1本にも食い合わせというものがある。この本も決して悪いものではなく、思春期に(実は一生)付き纏う、自身がトクベツな存在なのかという問いや問う事自体、また打席に立ってバットを振る、則ち機会を得て行動し結果を受け入れることをするかしないか、など、範囲の広い問題を取り扱っていると読めなくはない。その点は過去に読んだときも示唆を得たようには思う。しかし並列して、中東の自分と近い年代が主人公の、ひたすらに絶望的な状況を扱った小説があるとき、その重さとこの本のカルさで頭が胃もたれし、それぞれを読み進められなくなった。 続きを読む…
ネタバレあり -
おむえむ
1随分と昔に観たアニメを思い出しながら読了。軽快な地の文と色々ぶっ飛んだ展開が心地良い。榎戸脚本の深い意味がありそうなセリフが乱舞し、青春のドロドロとした行き場のない感情を抱えながらも駆け抜けていくナオ太達の様子には、フリクリ独特の疾走感のようなものを感じた。 続きを読む…
ネタバレあり -
鯨、或は山田
1アニメの仮題が『ガキは何もわかっていない』みたいなタイトルだったらしい。まさにだ。子供であるナオ太には見えていない所でもオトナはなんかいろいろしている。そういう見えないところを子供なりに埋めてみたりしてその整合性のとれなさがアンビバレンツな感じの感情になったりしていて。アニメではそれがそのまま意味わかんないまま視聴者はナオ太目線で視るが、このノベライズでは一歩引いて包括的に視ることができる。 続きを読む…
ネタバレあり -
nemuri
1ニナモリの「マルラバ」は実に良い出来だ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2000/10/01
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定価440円(本体400円+税)
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ISBN9784044236021