あらすじ紹介
ある夜、吸血鬼化したクラスメイトに襲われた黒宮尚輝は、危ないところを珠那という少女に救われる。尚輝はそのクラスメイト――東雲かすみを救うため、“ハンター”の珠那と行動を共にすることに。アクリと呼ばれる武器を授けられた尚輝は、ついに、かすみの“主”である吸血鬼の正体を突き止めるが、戦いの果てに命を落としてしまう。ところが尚輝は同じ一日を繰り返し、しかも戦ったはずの吸血鬼は別人へと変わっていて――!?
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みんなからのレビュー
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まりも
33吸血鬼化したクラスメイトに襲われた主人公・黒宮が、クラスメイトの東雲かすみを救うために、ハンターの珠那と行動を共にする話。うーん、ちょっと微妙ですね。ループ物×吸血鬼という設定や、世界観の作り方は良く出来でいるけど、今回だけだとちょいと盛り上がりに欠ける印象。作者さんなだけあって安定感のある物語だったけど、読みごたえはあまりなかったかな。伏線も結構張られていたので、続き方次第では面白くなっていきそうな感じはしますね。次巻は出たら読もうと思います。聖剣の姫と神盟騎士団第二部の方も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
24ある夜、吸血鬼化したクラスメイトの東雲かすみに襲われた黒宮尚輝は、珠那というハンターに救われ、かすみの主を突き止められるために行動を共にする物語。珠那によって語られる吸血鬼=ドラクルの存在と習性、突き止めた主に殺されながらもなぜかループして別人になってしまった吸血鬼。キャラの動きがやや硬いかなと感じましたがストーリーは安定していて、周囲の人物の変化に戸惑いながらも繰り広げられる駆け引きと、その先にあったバトルで決着しても深まるばかりの謎、そしてここからどう冒頭に繋がっていくのかあたりを次巻に期待ですかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
9★★★☆☆ 最近は戦記モノが目立つ作者のデビュー後に書いていた作品を彷彿する青臭い異能バトル小説。昔は硬い印象があったけど、ベテラン作家となったこともあり、かなり読みやすく仕上がっていた。主人公の一途な気持ちがストレートに表現されていてよかった。でも、この気持ちも無残に朽ちるのでしょうか?虚を組み込んでいるけど、今のところ上手く生かされていないような。後、序章はここで入れる意味があったのか?確かにインパクトはあったけど。 続きを読む…
ネタバレあり -
たかむら
9過去作「レギオン」のシチュエーションを一部流用した趣味全開妄想小説?こちらはあとがきで十代の妄想と書かれていたとおり主題は「レギオン」よりかなりライトで肩に力を入れずに読むタイプの話。だが作者のせいで少し堅苦しくなってしまってるのはご愛敬かな。<閨>の設定や使い方は読んでていて笑わせてもらいました。続きが出るなら読みたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
8吸血鬼と化した級友に襲われた少年がハンターの少女と共に戦う物語。―――抜け出すために、生きる為に戦え。世界観がまず面白く何度となく繰り返してしまう時間、吸血鬼との息詰まるようなバトルが盛り上げる。全体的にはまだまだ静かな立ち上がりといった感じの印象であり今回は更に踊る舞台を整えた感のある物語である。永い繰り返しの果てに取り戻したいものを取り戻せた主人公、仲間であったハンターと別れ彼は次はどうするのか。彼の前にまた新たな吸血鬼が現れるのだろうか。先に待つものとは一体何なのだろうか。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/04/01
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784041042960