【レビュー】文学少年とギャルの異文化交流――きっかけは宮沢賢治!? 異色の青春文学ラブコメ登場!
作品情報
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ギャルにも負ケズ
著者: 早月 やたか イラスト: magako
静かな日常が、ギャルに乱される。いや、まぁ、迷惑ですけどね…(嬉)?
僕……遠谷幸文は、高校でひとり文芸部の部長を務めている。
どんな活動をしてるのかって? 例えば……敬愛する宮沢賢治先生の著書を読んだり、活発に活動……嘘です、部屋にこもって本を読んでいるだけです(泣)。
そんな平和な文芸部に、東京から転校してきたギャル、渋沢美鐘が入部してきた。
なんで? どうして? 全然そういうキャラじゃなくない?
その日から文芸部は、賢治先生の足跡を追って岩手を走り回ったり、「ほんとうのさいわい」を探してみたりと、彼女のペースに巻き込まれて変わっていくのでした。
ちょっと待って(嬉)! 平和な毎日を返して(嘘)!
転校生×文学×恋心=新しい青春小説の開幕!