推しを愛する全ての人へ
そんな推しへの愛を描いた作品を集めてみました。
あなたも新たな推しを見つけてみませんか?
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ここがオススメ!
1つ目の作品はファンと推しとの関係を描く作品。
推しのアーティストがクラスメイトであることが分かった翌日に、彼女の分厚い仮面に隠された本性を知ってしまうことから始まるラブコメ。
主人公の拗らせ具合も、ヒロインのめんどくささも全てが愛おしすぎて大好き。
オタクであることに信念と矜持を持っているからこそ、時にファンレターという名の痛ポエムをしたためたり、時に複数種類の限定版を感謝とともに購入したりという、愛が重すぎるが故の空回り気味の言動に共感しっぱなし。
そんな推し活要素だけでなく、主人公とヒロインとのやりとりも軽妙で、ラブコメとしても非常に面白い。 -
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次は読者自身が推しを応援している感覚を味わえる作品を。
ブラック企業の元社畜が企業勢のVtuberなるも、初手から炎上し続けてしまうというお仕事モノ。
理不尽な理由で燃え続けるのをものともしない、いや寧ろ、自分の数少ないファンや先輩たちに迷惑がかかる方を気にする彼の為人が非常に良かった。
配信へのコメントや、某巨大掲示板での書き込みを模したやりとりもあって、なんだか自分も彼を陰ながら応援しつつお祭りに参加している気持ちになった。
感情移入しすぎてラストにかけての展開には思わず涙が。まさか同年代のアラサーおっさんに涙する日が来るなんて思わないじゃんか。 -
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最後は推しの終焉と変わらぬ愛について描いた作品を。
主人公は推しのファーストライブ終了直後に、推しが炎上する様を見た。それから1年。Vtuberの炎上を扱うブロガーとなった彼の元に、自分を炎上させてほしいと、少女が訪れることから始まる物語。
対象こそ違えど、推しの放つ強烈な輝きに魅せられたことも、それを理不尽に奪われたこともあるので、共感性が高すぎる。
また、ほんの些細な切っ掛けによって燃え上がる「炎上」についての解像度が非常に高くて余計にダメージを負う。
だからこそ、彼の殉教の果てで彼が成したことによって、これまで多くの推しの死に哀しんできた私ごと救われたような気がした。