あらすじ紹介
〈受賞情報〉HJ文庫大賞奨励賞(第6回)
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KUWAGATA
9そこそこ楽しめましたが、主人公がイマイチ感情移入できませんでした。男の娘だからとかいうことではなく、周囲に対する接し方とか復讐の動機のとってつけたような理由とか。ただ後半からはそれも気にならなくなり、純粋に物語を楽しめました。もう少し妖精さんの存在をはっきり打ち出した方が、世界観が鮮明になったんじゃないかな。続くことが前提になっていますが、1巻完結の方が良かったかも(でも続きが出たら一応読むとは思う)。最後のメタ設定は不要な気がしました。 続きを読む…
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ちかもり@再出発
7すごく面白かった!登場人物全員に表と裏がある。そしてみんな腹黒い。だがそこが良いんだよねえ。復讐ってかなり強い気持ちだから、それなりに強い動機がなければ復讐したいという気持ちにならない。主人公は竹流のこと嫌いだったって言うけど、でも認めてほしいとも思ってたわけで、この辺の微妙な感情はほとんど恋心に近かったんじゃないかな。復讐が本格化する中盤からは心理戦の様相も呈してきて面白さが加速。萌蔵って考えてることが腹黒いだけで実際の言動は最後の最後までほぼ善人なんだよね。だから最後の萌えにつながる。あとがきまで完璧 続きを読む…
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マギカ鍋
6小学生の頃の萌蔵の女装を一蹴した、仲も良かった武尊。萌蔵はその恨みを武尊を惚れさせ振る事で晴らそうと女装を続けるうちに学園のアイドル。だが武尊は無関心。そこに萌えの妖精が現れ武尊を女体化。戻るには萌えエネルギーを集めねば。武尊は対象を萌蔵に定めるが、それは萌蔵の陰謀で萌え合戦に。イラストと文章のラノベ構造は百合とBLに分かれ各々の萌えを挑発しながら人の表裏も表す。萌蔵の本音が見え始めると美命、優雨の裏も露わになり混沌へ。大量生産される低質な萌えに対し真髄を示す落差盛りの結果は「混ぜるな危険」か。(笑) 続きを読む…
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nawade
6★★★★☆ 挑発的なタイトルではあるが、萌えの妖精の萌え集めの要請を逆手に取り、自分をバカにした幼なじみに復讐しようとする男の娘のピカレスクロマンである(嘘)。MF文庫あたりなら萌え集めというキーワードだけで一作書き上げてしまうだろうが、それにうまい具合に捻りを加えて、胸に一物をもった少年少女たちの思惑が交錯する心理戦という名のハイテンションラブコメディに仕上げている。面白い、これが奨励賞?これだからHJ文庫は止められない。 続きを読む…
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ギンレイ
5【萌えを求めて】 好みが分かれそうな尖ったドタバタラブコメ。 一冊読み終わって題名見直すと復讐の中で表現された『萌えとは何だ』がメインだったのかなと。 エピローグとあとがきを互いに絡ませて融和させたのも面白い。 主人公が復讐に失敗し続ける姿はちょっと不憫で、いつの間にか応援してましたw 文章はイメージが湧き難いためもう少し視覚を満たす描写が欲しい。 妖精回りの説明とかも弱いかな。 惜しいけれど怪作に違いなく、今後どんな作品を出すのか気になる作者です 評価は★★★★★★★☆☆☆7個星です!! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/04/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798605890