あらすじ紹介
大きな衝撃と共に『学年末特別試験』は終了。だが――
「私も含めて、何よりも気になっていることを解消したいと思う」
「綾小路が、わざと退学者を出してるってことか?」
「俺はあの勝負に納得なんてしてねえ」
「私の責任です。私はこれから、このクラスでリーダーを続けていく自信が――」
「私は絶対にAクラスにしてみせる。どんな方法を使ってもね」
「私たちが残された時間で逆転できる可能性は――」
各クラスは新たな火種を抱えたまま2年生最後の春休みを迎えることになり――!
「久しぶりだな清隆。元気そうで何よりだ、学校生活は順調か?」
「春休みが終わるまでには必ず。それじゃあ、今日はこれで失礼します」
みんなのデータ
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14読みたい
みんなからのレビュー
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Liuche
3312巻衝撃のラストからとても楽しみにしていた。綾小路の一人勝ちから、どう続けるのかと読んだら春休み中も休むことなく暗躍していて流石だ。面談で父親が出てきたけど何だか小物ムーブしていて少し残念。高円寺の父親の方が高円寺の父親らしいなと思える対応だった。軽井沢も1年付き合っていたからか綾小路が何を考えているのか理解しており表面上は望まれる行動をとったけど未練ありありで。一ノ瀬も絶望的な状況からこれまた元凶の綾小路のお陰で持ち直し、むしろ進化して復帰。恐ろしい。3年生にも突入して仲良くやろうからの坂柳クラスとは 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
27三年生編へのタメと綾小路の思考の一端に触れる巻。 大人たちのアレコレはさて置き、遂に訪れる軽井沢との終わり、龍園に坂柳が残した置き土産、そして一之瀬との約束の日…。予想通りのこともあれば予想外のこともあって、三年生編が楽しみで仕方ない。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぜろ
25とても面白かったです。このシリーズは毎回一気読みしてしまいます。ついに2年生編終了し、大きく変化した状況で今後の展開がますます楽しみです。次の巻も気長に待ちたいと思います! 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
25まだまだ伏線を張りつつも清隆の狙いが明らかに。罪な男だ。軽井沢との場面は印象的だったが、こうなるかと思ったが軽井沢の為にもなったか。坂柳が今後も絡んできそうで良かった。堀北は自覚したと思ったらの展開だから混乱必死でしょう。一ノ瀬は結局そっちに進んでたら変わりないというか担任と揃って闇落ちは救えないな。場外の話も出てきたが、しっかり絡んでくるかは不明なのは仕方ないか。清隆の弱点を突くのは堀北かひよりかなと予想してみる。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
21凄ぇ。坂柳と龍園の最後の会話。そして、予定されていた軽井沢と、坂柳との別れ。更にほとんど描写のなかった父親勢が総理大臣付で登場したりと、これだけで十分お腹いっぱいなのに、口絵で死刑宣告されていた一之瀬の2度目の再起、そしてブレずに清隆のクラス移動を実現させた作者、マジで凄い。読んでて中弛みする章が1章もなかった。ここに来てメインヒロインに返り咲けるかと思われた堀北さんマジがんばれ。そして前巻からボロクソの状態だったはずの一之瀬は、最後の最後まで清隆を理解しようと努め、「手に入れて」みせたの大したもんだよ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/11/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784046842442
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