あらすじ紹介
全ての物質が電詞情報として変換され、再構築された都市DT。そこはかつて大神を降誕に失敗し、一度記憶を封じられた都市である。
日本政府の特殊部隊班長の青江は、重犯罪者アルゴを追い、自らも犯罪者という身分を偽装してDTに入市する。だが、DTは神の信託を降ろす預言塔BABELの起動や、封じられた記憶の公開を間近に控えていた。
青江は、DTを治める十三亜神の一人であり、自分の後輩であった優緒と再会して捜査を進める。
しかし、アルゴは亜神の一人エダムザと共謀し、王城を占拠。過去DTを壊滅の危機に陥れた神の降臨を再び起こそうとしていた……。
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
TEANの残骸
1【再読】手記や記録によって紡がれる巴里に近いような、しかしそれとも違う形での言定議と言解議の文章表現ならではの世界。これ読んで巴里読んで、巴里含め他の都市を再読してからDT再読なので、初見の時よりはイメージしやすかったように思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
ゲシャン
1都市シリーズは都市ごとに構造が違いすぎてて読んでて疲れる!今回の電詞都市は小説の中で小説を読んでるような印象。「我は前に進む」という言葉と己の拳を武器に最強を目指して単細胞主人公が突っ走る話。高機能モード状態の絵が可愛かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
朝信
1川上作品にはどんな世界にも馬鹿がいる。自分の力に迷いながらも、それを信じてくれる人のために戦う青江。優緒を中心とする過去の諦めや、自分の為した事の正否を問うために、敵側も強い意思で立ち向かっている。彼らに共通してるのは、「偽物の世界でも本物の意思を持つ」ことだと思う。……用語難しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
ほらいぞん
1巴里改良ね。文章レベルは都市シリーズで一番かと。まぁ直後がクロニクルだしね。青江のパンチとかまんまクロニクルと一緒ね。キャラも立ってるし。優緒可愛いしフーブリッキー下さい。巻頭イラストの「←高機能化状態」で笑った。しかし犬に檸檬は萎えた。ホライゾンのミトツダイラvs薔薇自動人形戦の発想が使い回しだったなんて…。文章レベル上がってるし一番好きな巴里の上位互換設定だしまぁいける、けれど。都市シリーズ通して全部なんだけど目指してる場所とか一本通ってる筋とか人物の哲学が理解不能なためどこに行きたいか解らないという 続きを読む…
ネタバレあり -
シュエパイ
1境界線3上を読んだ勢いでこちらも久々に! 攻撃判定って、意志なのか行為なのか、両方に対してレギュレーションがある感じなのかなー。 お話の中身、全然憶えて無くて新鮮だったけど、一つだけ憶えてたよ? 「我は前に進む」って、進足の歌の詞たちを! そして、、、BABEL、広報戦争の果てに、こんな所に移植されてたんだなぁ・・・ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2002/03/25
-
定価781円(本体710円+税)
-
ISBN9784840220620