2023年3月に開催された「アニマチReクリエイション」、その第2回が2025年3月15日・16日に東京・小金井(武蔵小金井駅周辺)にてが開催されました。
アニメの生産拠点である東京・武蔵野の地から制作会社やクリエーターが作品の魅力をファンに直接発信がテーマの本イベント、今年も多くのコンテンツが色を添えました。
こちらのイベント、1日目の15日にはファンタジア文庫が出展しておりましたので、その様子を中心にお伝えいたします。
武蔵小金井駅に着くと早速駅前に「ゆるキャン△」のキャンピングカーが!

その周辺では物販も実施。


宮地楽器ホールのロビーには展示もございました。

そして、今回取材させてもらった「魔王は扇子で蕎麦を食う」発売記念トークステージ!

こちらの作品、なんと自他ともに認めるオタクで、現役の落語家である春風亭吉好師匠によるもので、ファンタジア文庫より3月19日(水)に発売されます。

あらすじ:
天才的な落語の才能を持ちながらも“とあるトラウマ”を抱えて伸び悩む前座の高校生・浮乃家陽太の前に現れたのは……
「どうして魔王のワシが落語を修行するハメになるんじゃ!?」
……魔王を名乗る謎の美少女!? ひとつ屋根の下、兄妹弟子として彼女と共に前座修行をすることになった陽太だったが――
「ちゃんと兄さんって呼べよ!」「嫌じゃ。ヨタはヨタじゃ」
常識知らずな妹弟子の世話に悪戦苦闘(たまにドキドキ)する日々の中、次第に天賦の能力を開花させていく魔王に刺激され、陽太の中に眠っていた落語家としての『異次元の資質』がついに目を醒ます!
現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語――ここに開演!!
まずは「そもそも落語の世界とは」ということで、階級や作法、『師匠』と呼ばれるようになるまでなどをお話いただきました。
そして、今回ご紹介する本作。縁あってファンタジア文庫から出版することになった経緯や、そもそも執筆することになったキッカケについて。
落語のネタを書くこと(新作落語)はあっても、小説の執筆経験がなかった吉好さんですが、筆がノリに乗って完成原稿は15万字超え!!(平均は約10万字)
書きたいことが溢れて止まらなかったとか。


そのほかには落語と小説の表現の違いについてもお話いただきました。
落語は台詞だけで表現する一方、小説にはト書きが入るのが大きな違いだとか。
ミニコーナーも挟んであっという間の1時間のステージでした。
終演後にお写真をいただきました!

その後、夜20時からは宮地楽器ホールにて「ファンタジア文庫放送局 出張版 キミゼロ完結記念の陣」のステージが開催。

3月19日(水)発売の「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 その10」にてシリーズ完結となる“キミゼロ”大特集ということで、現地には大勢の作品ファンが駆けつけました。

ゲストに著者・長岡マキ子さんをはじめ、TVアニメにて主人公の友人役を演じた声優の阪口大助さん(仁志名蓮 役)や落合福嗣さん(伊地知祐輔 役)を迎えて、始まった豪華ステージ。
長岡さんが開幕早々に「サイン会をやりたいと言っていたはずが、気付けばこんなに素敵な機会をいただいてしまって」と恐縮すると、会場からは笑いが零れていました。
続くゲストトークでは、最終巻に向けて主人公たちを取り巻く様々な恋愛模様を振り返るという企画が行われ、アニメ化範囲では描かれなかった原作における“その後”の展開にも踏み込みます。
また本作の特徴である「ヒロインが既に“経験済み”である」という部分に関して、著者の長岡さんが秘話的なエピソードを明かしたりする中、阪口さんが本作に振れた率直な感想として「これが令和かと」と一言で表したのが印象に残りました。

アフレコ現場に毎回顔を出したと語る長岡さんをはじめ、阪口さんや落合さんも口を揃えて「とてもいい現場だった」と振り返り、同メンバーが集まるのは1年半~2年ぶりというお話でしたがそれを感じさせない息のあった掛け合いに終始会場は賑やかなまま、気付けば1時間が過ぎてエンディング。
終演後のお写真もばっちりいただきました。

今回はファンタジア文庫編集部のコンテンツ中心のレポートとなりましたが、東京・小金井の地に様々な作品が集まって各々の魅力を発信している様子はとても活気があり、また第3回、第4回と以降の開催が楽しみになるイベントでした。
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魔王は扇子で蕎麦を食う~落語魔王与太噺~
著者: 春風亭 吉好 イラスト: 絵葉 ましろ 協力: 落語芸術協会
現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語――ここに開演!!
天才的な落語の才能を持ちながらも“とあるトラウマ”を抱えて伸び悩む前座の高校生・浮乃家陽太の前に現れたのは……
「どうして魔王のワシが落語を修行するハメになるんじゃ!?」
……魔王を名乗る謎の美少女!? ひとつ屋根の下、兄妹弟子として彼女と共に前座修行をすることになった陽太だったが――
「ちゃんと兄さんって呼べよ!」「嫌じゃ。ヨタはヨタじゃ」
常識知らずな妹弟子の世話に悪戦苦闘(たまにドキドキ)する日々の中、次第に天賦の能力を開花させていく魔王に刺激され、陽太の中に眠っていた落語家としての『異次元の資質』がついに目を醒ます!
現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語――ここに開演!! -
経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 その10
著者: 長岡マキ子 イラスト: magako
「キミゼロ」シリーズ、ついに堂々の大団円へ…!!
「今まで『本物の好き』になるまで付き合えたこと、ないんだ」
最初は、罰ゲームがきっかけでお付き合いすることになった。
「リュートの好きなもの、あたしも好きになりたいんだ」
好きな人の好きなものを、自分も好きになりたくなった。
「初めてがよかったよぉ……自分の記憶を消したいよ……」
二人一緒に初めての経験を、いっぱい重ねていった。
騒がしく温かな仲間たちとお互いを想い支え合って、奇跡のような偶然の連続で前に進み続けてきた凸凹カップルは、祝福の拍手に迎えられながら荘厳な教会で改めて向かい合う。
読むとステキな気分になれる「キミゼロ」、堂々の完結!