魔王は扇子で蕎麦を食う~落語魔王与太噺~
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魔王は扇子で蕎麦を食う~落語魔王与太噺~

現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語――ここに開演!!
春風亭 吉好 (著者) / 絵葉 ましろ (イラスト) / 落語芸術協会 (協力)
シリーズ:魔王は扇子で蕎麦を食う(富士見ファンタジア文庫)

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あらすじ紹介

天才的な落語の才能を持ちながらも“とあるトラウマ”を抱えて伸び悩む前座の高校生・浮乃家陽太の前に現れたのは……
「どうして魔王のワシが落語を修行するハメになるんじゃ!?」
……魔王を名乗る謎の美少女!? ひとつ屋根の下、兄妹弟子として彼女と共に前座修行をすることになった陽太だったが――
「ちゃんと兄さんって呼べよ!」「嫌じゃ。ヨタはヨタじゃ」
常識知らずな妹弟子の世話に悪戦苦闘(たまにドキドキ)する日々の中、次第に天賦の能力を開花させていく魔王に刺激され、陽太の中に眠っていた落語家としての『異次元の資質』がついに目を醒ます!
現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語――ここに開演!!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    天才的な落語の才能を持ちながらも、とあるトラウマを抱えて伸び悩む前座の高校生・浮乃家陽太。突如彼の前に現れた魔王が妹弟子として一緒に前座修行を始める落語小説。先代魔王で落語が好きな彼女の母マ魔王により、落語を修行するよう命じられた魔王。八子を名乗って妹弟子となった天真爛漫で常識知らずな彼女に振り回されるだけでなく、天賦の能力を開花させてゆく中で密かに頑張っていた八子と、お互いに刺激しあえる関係になっていって、陽太のトラウマの原因も明らかにしていきながら、それを乗り越えて成長してみせた覚悟も良かったですね。 続きを読む…

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  • れっちん

    魔王・浮乃家八子(ハチ)が魔力に目覚めるために落語で修業を積み、かつて天才前座と呼ばれた浮乃家陽太(ヨタ)と共に成長していく物語。 落語の世界の厳しさ、修業の苦しみ、嫉妬や葛藤、そして成長といった感情が、余すところなく描かれている。 専門性の高い落語の世界を、独りよがりにならず、誰にでも分かりやすく、そして興味深く伝えてくれる。 リアルな描写と深いディティールに引き込まれ、読み終えた時には「本当にこれ一冊なのか?」と思うほどの満足感。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    落語の前座として修業するもトラウマにより力を発揮できぬ少年が自覚せぬまま召喚魔法で異世界の魔王を呼び出してしまい始まる物語。―――異世界との交わり、目覚めるは才能の怪物。 元気いっぱいな魔王に振り回されながらともに前座修行をしていく中、魔王に背を押されトラウマを乗り越え自分の殻を破っていく物語であり、正に見たことのない世界の熱さを楽しめる、真っ直ぐな未知の面白さが楽しめる物語である。教えを崩して自分だけの形を掴んで辿り着いたのは新たな高座。果たして少年は真打になれるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • とってぃー

    修行のリアリティ、語りの情景描写、個性ある落語に魅せられた! トラウマに悩む前座の主人公が夜中にする配信で、自覚なく魔法を唱え魔王を呼び出し始まる物語。魔王の個性を活かし成長する姿と、主人公も奮起し成長と覚醒する場面が良かった!修行や日常、それぞれ積み重ねを丁寧に描き経験を活かす演出が、個性ある落語に繋がり物語のラストを感動的なものにしてくれて圧巻でした。落語の面白さも語りを補足する各描写からしっかりと伝わり、春風亭吉好先生の筆力を感じることができぜひ続刊を読みたいです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    落語×ライトノベル。落語の『間』は本当に達人芸だと思うし、それを文章で再現することは難しいと思うけど、この作品では本職の落語家さん(しかも真打!)が描いているので、その空気感をとても上手く再現出来ていたと思う。それこそ中学校への訪問で初めて落語を聞いた時の想像の100倍笑った記憶が蘇った。そこに魔王というライトノベル的な要素や、優秀な妹弟子という芸事で競う相手との関係を描くことで、成長を感じられる熱い物語になっていた。これからもお互いの強みをぶつけ合い、高めていけるのか。 続きを読む…

    ネタバレあり
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