HOT!キミラノのイチオシ!
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孤高の美少女令嬢が俺だけに甘々――!?
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綾乃命の恩人の役に立ちたいと奮闘するヒロインをそっと見守ってあげたくなるよ
高校生の奏太くんはある時、落ちてきた看板からクラスメイトの女の子を咄嗟に庇うの! 助けた相手は綾音ちゃん。勉強も運動もできる完ペキ美少女! でも笑顔を一切見せないから「孤高の令嬢」なんて呼ばれていたの…。
奏太くんに恩返しがしたい綾音ちゃんは、彼の両親が営んでいる和菓子屋さんのお手伝いをするよ。接客業に笑顔は大切だけど、綾音ちゃんは笑顔を作るのがやっぱり苦手みたい。精一杯の笑顔を作って自撮り写真を撮るんだけど、ぎこちなくて…。でも奏太くんと一緒に撮った写真なら、ほんのちょっとだけど笑えていたの! 奏太くんに「かわいい」って褒めてもらえて喜ぶ綾音ちゃんを見ていたら、わたしまで嬉しくなっちゃった!
綾音ちゃんは、奏太くんと一緒に過ごすうちに役に立ちたいっていう気持ちが大きくなっていくんだ! 他の和菓子店を研究をしてくれたり、奏太くんの和菓子店に和装を取り入れるアイディアを出してくれたの。奏太くんもそんな彼女を頼りにするようになって……貸し借りの関係を超えていく様子にほっこりできるんだ~。
ちょっとずつだけど笑顔を作れるようになっていく綾音ちゃんの頑張りを、そっと見守ってあげたくなるお話だよ!
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第19回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》受賞作!
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レオン襲い来る規格外の異能力者に「騙し合い」で挑む!
強力な異能によって王国を支配していた「貴族」たちが倒されてから十数年。革命後の混乱した世界を生きる一人の詐欺師・ライナス=クルーガーは、いつも通り馬鹿なカモを釣ろうとしたんだけど、人の心を読む魔眼の少女・クロニカに邪魔されて、詐欺は失敗に終わる。しかもこれまで盗んだ金を巻き上げられてしまうんだ!
「金を返してほしくば自分を海へ連れて行ってくれ」と言う彼女に、ライナスは渋々承諾するんだけど、すぐに二人は異能の力を宿した人外である「貴族」の襲撃に遭う。少女は「騎士団」という貴族の残党集団に狙われていたんだ。こうして、奇妙な貴族クロニカと詐欺師ライナスの命がけの旅が始まるんだよ!
襲ってくる「貴族」は本当に強敵さ。人を一瞬で刺し貫く血でできた棘針に、太陽レベルの光熱発射! 主人公との力の差も桁違いなんだよ。壮大なスケールで描かれる鬼気迫る戦闘シーンが、脳裏に鮮やかに浮かんだね。
そんなチート級の「貴族」たちに、ライナスはお得意の騙し合いで応戦するんだよ! 嘘のコツは「真実だけを話すこと」。敵だけでなく味方も、自分自身すら騙す彼の策略をもってすれば、絶望的な戦況への打開策が見出せるんだ。どんでん返しの連続に、一行たりとも見逃せないよ!
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男爵令嬢アリアは、貞淑で淑やか。愛らしい容姿に難癖をつけられてもじっと耐える姿から『鈴蘭の君』と呼ばれているんだ。でも、それは社交界に合わせた仮の姿なんだよ。彼女のもう一つの顔、それは巷で噂の怪盗『烏(ラーベ)』だってこと!
元々孤児として生き抜いてきた彼女なら、簡単に下働きの兵士やメイドに変装できちゃうんだ。逃げる体力だって十分あるし、ましてや、あの華奢な『鈴蘭の君』がそんなことができるわけない、なんてすぐに思い込ませられるんだ。処世術の猫かぶりがこんなところにまで役に立つなんて、俺には思いも寄らなかったよ!
スマートなだけじゃなくて、胆力だってすごいんだ。衛兵から追われて高い塔へ逃げ込んだ際は、えいとその場から飛び降りちゃうんだよ! もちろん、夜に紛れる黒い命綱付きだけど、それでも到底できる芸当じゃないよね。
でも、彼女は私利私欲で盗みを働いているわけじゃないんだよ。その目的は、孤児だったときに手を差し伸べてくれた男爵を守るため。一貫した信条の下、彼女はいくらでも猫を被って、貴族邸へ潜入するんだ。時には謀略を巡らし、時には大胆に、盗みを働く彼女の行動にはついつい夢中になっちゃうはずだよ!