「ストブラ」だけじゃない! 三雲岳斗を辿る8シリーズ!
でもその礎になった作品を読むともっと楽しめるんだぜ!
ダンタリアンの書架は後日!!!
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ここがオススメ!
全ての経験をぶち込み、「オラァ、俺が今に向けた作品を書くってことは! こういうことなんだよ!」とばかりに生み出された気がしてならない、三雲岳斗の代表作。ケレンみの効いた難読ネーミング、清純とヤンデレの上を絶妙に綱渡りする後輩ヒロイン、そして精神的には一般人だが秘めた力は最強という、三雲岳斗の成功×得意が美しくブレンドされている。
負けるはずがなかったのである。 -
ア-ス・リバ-ス
(〔著〕)三雲岳斗ここがオススメ!
溶岩に覆われた世界で、人口数に制限のある要塞都市……というディストピア的な世界観で、
主人公であるエースパイロットと、不思議な少女が出会って、世界の真実に迫っていく……
という、ロボット×ボーイミーツガールを1冊で美しくまとめた作品。
これと「コールド・ゲヘナ」でスニーカー&電撃から一気に本が出るという才能ぶりを発揮している。
なお、当時も別にラノベでロボものが流行っていたわけではないのにこれである。-
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コ-ルド・ゲヘナ
(著)三雲岳斗ここがオススメ!
天災が具現化したかのような最強生物「龍」が君臨する荒廃した惑星で、デッドリードライブと呼ばれる音速機動人型兵器を駆りそれと戦う主人公たちの話。
主人公のバーンは昼行灯ぶっているがその実、徒手空拳で最強、デッドリードライブに載っても最強、そしてその出自は大戦を一人で終結させた伝説の英雄、そして相棒はしゃべる猫、。
お話もキャラクターもロマンの塊。
魔装機神とか好きな人は読むといいよ。-
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ここがオススメ!
またメカであるが、これは「『ロボコン』が『人型兵器バトル』だったら」みたいな、高校生が一度は考えるハイパーロマンを極めて「ありそう」な風で描いた作品。
登場人物たちがみんな自らの目的ややりたいことにストイックで、「常時、本気で学園祭に挑んでいる」みたいな空気が楽しい。-
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ここがオススメ!
主人公は元々は普通の高校生。そんな彼の下に不思議な年下の美少女が現れて……(いやそんな可愛い現れ方ではないが)
という、ストライク・ザ・ブラッドの原点とも言える作品。
青春×異能バトルという点では、同ジャンルの作品と比べてイマイチ知名度が低いのだが、個人的には思い出補正含めベストワン。
電撃hp(雑誌の方)上にて原作イラストレーターの椋本夏夜さんが描いた4コマでの「このスペル綴りだと、読み方って『リベリオン』じゃない?」という禁断のツッコミはあまりにも有名。-
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i.d. 1 神使いたちの長い放課後
(〔著〕)三雲岳斗ここがオススメ!
これもストライク・ザ・ブラッドにつながる系譜の作品。
「レベリオン」の主人公・恭介が「戦えるんだけど、強くはない」だったのは対照的に、こちらは「ある理由で力を失った最強」という設定。これはこれでよい。-
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道士さまといっしょ
(〔著〕)三雲岳斗ここがオススメ!
初読した時に「どうしたんですか三雲さん!?」と思わされた作品で、作風に苦闘のあとが見て取れる。
ただし、この後に「アスラクライン」できっちりチューニングを合わせて大ヒットを飛ばすあたり、タダモノではない。-
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ここがオススメ!
三雲岳斗の武器である「青春×ロボ×ロマン」を、軍事寄りでなく学校寄りに持ってきた良バランス作品。
元より素晴らしかった設定や理論の説得力に、ここまでの作品で培った少年少女の描写、タイプの違うWヒロインの魅力が加わり、絶妙なチューニングによって最後まで走りきった作品。