女装モノの火を絶やすな😤💪 【激推しラノベまとめ賞】
しかし、私は出会ってしまった。おとボクに、るい智に、つり乙に。これらの名作ゲーム達は私の世界を広げてくれた。
だから私は報いたいのだ。この火を決して絶やさぬために。
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乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワ-ル
(著)嵩夜あやここがオススメ!
女装モノの金字塔『処女はお姉さまに恋してる』、通称おとボクのノベライズである。(いやこれ冷静に考えておとボクって読めねぇだろ……)
本作は本編のノベライズではないので馴染みのない人間においそれと勧められるシロモノではないのだが(本編ノベライズは18禁であればパラダイム出版さんから出ています……)、続編である『2人のエルダー』、通称おとボク2へと繋ぐ重要なエピソードとなっている。
「ゲームはやったことがあるが、ノベライズの存在は知らなかった」という人がいれば、是非とも読んでいただきたい。てか読め!-
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恋する乙女と守護の楯 The shield of Aigis 上
(〔著〕)和泉フセヤ/ (原作)AXLここがオススメ!
AXLさんから発売された人気ゲームのノベライズ。上下巻構成のオリジナリストーリーとなっており、しかし原作の色もしっかり残されているので、プレイ済みの方にも未プレイの方にも等しくオススメできるお手本のようなノベライズとなっている。
要人を秘密裏に護衛するために女装して女学院へ潜入するという設定であり、そのため女装モノの醍醐味である主人公の多面性をたっぷり堪能できる作品である。
本作に限った話ではないのだが、日常シーンにおける擬似百合的な空気から、ここぞという時に見せるオスの部分のギャップに魅せられ女装モノにハマったという方は多いのではないだろうか。-
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ここがオススメ!
先述した『処女はお姉さまに恋してる』の正統続編にあたる『2人のエルダー』の全5巻の本編ノベライズである。(続編とは言え、舞台を同じくしているだけで直接的な繋がりはないのでここから読んでもモーマンタイ)
ヒロイン達に焦点が当たることが多かった原作ゲームから、主人公御門千早の物語として原作ライター嵩夜あや先生自ら再構築した、いわば完全版おとボク2であり、これを読んでおけば間違いない逸品だ。
原作ライター自ら筆を取っただけあり、おとボクシリーズ最大の魅力である少女小説のような読み味が存分に発揮されており、普段読んでいるライトノベルとはちょっと違う雰囲気を味わいたい方にもオススメだ。 -
ここがオススメ!
名作女装ゲーム『月に寄りそう乙女の作法』、通称つり乙に影響を受けた子子子子先生による王道伝奇ライトノベル。(つり乙の主人公とヒロインの関係性を逆転させてみた、とは作者本人の談)
女装モノとして抑えるところを抑えているのはもちろんのこと、膨大な参考資料に裏付けられた厨二エッセンスもまた本作の大きな魅力である。
世界各国の神話や伝承が上手いこと作品に落とし込まれており、その造詣の深さに舌を巻くこと間違いなしだ。
そして何より詠唱がカッコいい!!!!
詠唱はロマン!!!!!!!!!!!!!!
詠唱最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -
ここがオススメ!
こちらもやはり名作女装ゲーの数々の流れを汲みながらも、ライトノベル的な剣と魔法の王道ファンタジーに落とし込んだ作品だ。
女装モノにおいてはベタとも言えるお約束イベントが沢山盛り込まれており、「ふーん、理解(わか)ってんじゃん」と言いたくなること請け合いだ。
ここで挙げさせてもらった作品の中では最も新しく、2022年10月現在では既刊1冊と手に取りやすいので、これから女装モノを追いかけたいという酔狂な方がいれば是非ともオススメしておきたい。 -
ここがオススメ!
おまけ。
女装要素はあれど女装モノとして読むのは絶対に肩透かしを喰らうのでオススメしない。けど載せる。僕が好きなので。
何はともあれ、今一番熱いシリーズの一つであることは間違いない。確かな筆致による音楽描写に酔いしれたい人間は楽園ノイズを読め!
しかしまぁ、擬似百合的な手法を用いて書かれているという旨を作者自身が発言していたので、そこは先述の作品達と共通しているかもしれない。はい。