主人公の周が住む隣の部屋に住む通称天使様とあだ名が付いている真昼がこの三巻ではさらに仲が深まります。進級と同時に同じクラスになり、学校ではあまり関わらないようにしようとする周に対して学校でも少しずつ関わりたい真昼の様子や、度重なるデートによって少しずつ進展していく二人の様子がしっかりと描かれており、書き下ろしもかなり加わっています。もどかしいけれど、読んでいて幸せになる物語がここにある。