〔*10〕選択肢2:冒険者なら、困った人を救わねば。『ゴブリン退治』を請ける(A・D)

 村人がゴブリンのしゆうげきおびえている!

 人助けこそ冒険者の本分とばかりに、きみたちは急いで村へと向かった。

 きみたちは村人たちにかんげいされ、さっそくゴブリンが巣を作っているというどうくつとうばつへと向かった。

 ゴブリンはがらな人型のかいぶつで、おくびようだがざんにんな性格をしているという。単体では大してきようではないが、基本的に群れを成し、数が多いほど攻撃的になる。

 そして、ゴブリンの群れはかなりの数だった。きっと、きみと同じ初心者ばかりのパーティならば、太刀たちちできなかっただろう。

 幸い、ギステルドはベテランの冒険者で、ゴブリンについて熟知していたし、ジョーのてつぺきの守りをとつできるゴブリンもいなかった。タラサの魔法は強力で、次々といなずまや光の矢でゴブリンをち倒していく。

 数が多かったものだから、きみもただ見ているだけ、というわけにはいかなかった。きみも自分にできることを最大限に駆使し、ゴブリン退治にこうけんできたのは幸いだった。

 きみたちはギルドに戻ると、冒険の成功を祝して乾杯する。

「ゴブリン死すべし! 見つけたら、そくたおさないといけません!」

「あいつらはいくら退治しても、すぐに数が増えるからな。正面から戦ったら、数の暴力でちゆうけんぼうけんしやでも危機におちいることがある。ちゃんと数をあくし、分断して戦うのが──」

「魔法でいちもうじんにすれば簡単ですわ~」

 仲間たちにも、それぞれゴブリン退治には思うところがあるらしい。

「いいか、ザコだと思ってあなどっていたら、死ぬからな!」

 ギルドホールでのしゆくはいで気分が上がってきたのか、ギステルドに強くかたたたかれる。

 初心忘るべからず──この日の経験を、きみは大切にしようと思うのだった。


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