キノの旅 the Beautiful World 16
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キノの旅 the Beautiful World 16

心に残るのはいつも、いい記憶ばかり。都合の、いい記憶ばかり。
時雨沢恵一 (著者) / 黒星紅白 (イラスト)
シリーズ:キノの旅

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あらすじ紹介

「ボクは昔、一生海を見ることなく過ごすのかと思っていたよ、エルメス」キノが感慨深げにそう言うと、エルメスと呼ばれたモトラドが、軽い口調で返す。「まあ、この世界に住む、ほとんどの人がそうじゃない?」「そうだね。城壁の外に出る人の方が少ない。それは、旅をしてよく分かった」「もっとみんな、城壁の外に出て行けばいいのにねえ。この世界の人間は、どうも“ひきこもり”がちだよ」「“この世界”ってことは……、エルメスは、別の世界を知ってるのかい?」「さあ? そんなの、あるの?」「聞いたのはボクなんだが……。まあいいや。――」(「死人達の国」)他全10話収録。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火

    私とキノを廻る旅は同時に、彼ら彼女らと相棒の日々。お喋りモトラドと硝煙と生きるキノの旅。一匹の犬といつの間にか相棒となっていた少女ともう分かちがたく離れる事などできないシズの旅。おんぼろの軽自動車同乗者の命を預かる師匠の旅。そして定住する事を選んだフォトとソウの短い旅を繰り返す日常。たった一つの薬何が最善かを選ぶ命題に答えはなく、取捨選択尽きせぬ悩みは私達の相棒でもある。それでも時に嘘さえ最良の相棒と定めて、生きてゆく人達が居る。私の好きな貴方は、私を愛している。長い旅路の信頼はとびきりの関係でなくちゃ。 続きを読む…

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  • まりも

    心に残るのはいつも私達の歴史を作るのはいつも、いい記憶ばかり都合の、いい記憶ばかり 死人達の国、バイオハザード。 恋文の国、予想していたのとは違った結末だったけど良かった。悲しいけど美しいキノの旅らしい素晴らしい話でした。見えない真実、フォトらしい悪意が存在しないなごやかな話。残されたもの、ジャーナリストではなくてもそこに伝えれるものがあるなら伝えなくてはいけないのかもしれない。二つとも普段のキノシリーズとは違った美しさがある物語でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Yobata

    心に残るのは― 私達の歴史を作るのは― いつも、いい記憶ばかり 都合の、いい記憶ばかり -Sweet Memories vs. Sweet Memories.-「昼と夜がある国」「転がっている国」「死人達の国」「育てる国」「飲酒運転の国」「血液型の国」「恋人の国」 フォトの日々「見えない真実」「残されたもの」の10話。「昼と夜がある国」は、国がドームで覆われている関係で外と昼夜が逆転している国で…。キノ、憧れの夜食ってwギャグ漫画のお嬢様キャラみたいだったなwラーメン食ってるキノ可愛いwエルメス暇つぶし→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    キノとエルメスの旅十六弾。キノが「昼と夜がある国」のように食いしん坊キャラ安定だったり、「転がっている国」の貧乏性っぷりだったりで可愛かったり微笑ましかったり。「育てる国」は女優として稼がせるためにティーを狙う人たちがあさましかったですが、爆破漁はもはやお家芸的なネタということで。「恋人の国」はカバンに入っていた恋文の相手は。。。実は違っていたけど、待っていたケイトには幸せになって欲しいですね。写真屋フォトお話二編は何とも心境複雑なお話でしたが、写真を通して得られた絆が今後に繋がっていくといいですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 星野流人

    「昼と夜がある国」とフォトの日々がおもしろかった。特にフォトの日々に関しては、どちらにも温かさの中に切なさが隠れ潜んでおり、好みな作品だった。また、フォトの察しが悪いながらも明るく一生懸命な面が、非常に活きていた両エピソードだったと思った。「残されたもの」は、確かに感情的になって否定したくなる気持ちも分かるが、フォトのように信念を持って「自分のやるべきこと(できること)」をやるってことも大切なことなんだよなあ、と。 あとがきはすげえおもしろかった。「だもんでね」て。 続きを読む…

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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2012/10/10
  • 定価
    737円(本体670円+税)
  • ISBN
    9784048869805

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