みんなからのレビュー

• 幽冥牢彦（ゆめろうひこ）@雪景色好きの山羊の姿で現れる猫

  2018/01/06

  8

  昨今だともう意外ではない畑からの著者さんです。最近人気の要素を取り入れつつ、昔懐かしいともいえる要素をベースにしての異世界都市を舞台にした刑事もの。過去に何があって、主人公の組織が敬遠されているのかが徐々に明らかになって行く部分がいいですね。『File：1』という事で続きも楽しみにしています。 続きを読む…

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• 臓物ちゃん

  2017/12/24

  7

  チートそのものではなく「チートが存在する異世界という社会」を描いた、なかなか俺の好きそうなメタファンタジー。イラストもグレイトだし面白いことは面白いんだが、作品のある部分がショックすぎて読み終わったあと通夜みたいな気分になった。しかしそれも良作の所以か。ヒロインも実はちゃんとした奴でホッ。世界観は設定し終わったことだし、次巻はブクンと風呂敷広げてほしい。 続きを読む…

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• 真白優樹

  2017/12/15

  4

  ―――異能は人を狂わせ、世界は狂い歪んでいく。ある意味での異世界転移・転生への反逆、逆の意味での問いかけを放つこの物語。異能が人を力に狂わせ、世界はそれを止められず、組織は愚かな手を選ぶ。そうだとしても、事件を止める。その為に戦う少年と少女、だが彼等の前に立つ事件の真相、それはどこまでも冷たく、救えなかったものの重みを突き付ける。気付かぬ内に大切な者を亡くし、その過去にも大切な人達を亡くす。失い続けてきた少年は、この世界で大切な者を掴めるのか。そして、動き出す闇の行方とは。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…

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• コオロ

  2022/12/24

  3

  異世界転生やチート能力を「別に特別ではないもの」として扱い、それを取り締まる者たちを主人公にしたメタ・なろう系。異世界ファンタジーというよりは、やりたかった主題はハードな刑事ドラマにある印象を持った。 続きを読む…

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• リク@ぼっち党員

  2017/12/27

  3

  かなり硬派な作品だと思ってたら、シナリオライターさんの作品だったか。6つの世界が重なる世界の犯罪防止組織の物語。他の世界からやって来た者が持つ異能を取り締まるクラウ・ソラス。タナカを取り締まってる辺りはギャグテイストだったけど、後半になるにつれて容赦のない展開に。個人的にもっと救いのある話が好きなのもあって、キョウヤの心情を思うと読んでて辛かった。それでも前を向くキョウヤが笑える未来が続くことを願う。 続きを読む…

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