紅 ギロチン(新装版)
商売敵の悪宇商会からスカウトされた真九郎。自分を磨くチャンスと思い契約を考えるが、少女殺害という依頼を聞き破談にする。逆に少女を守ろうとするが、殺し屋・斬島切彦が待ち構えていて…。
片山憲太郎
(著者)
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山本ヤマト
(著者)
シリーズ:紅(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
商売敵の悪宇商会からスカウトされた真九郎。自分を磨くチャンスと思い契約を考えるが、少女殺害という依頼を聞き破談にする。逆に少女を守ろうとするが、殺し屋・斬島切彦が待ち構えていて…。
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みんなからのレビュー
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Yobata
15久々だったのでやはり再読のため購入w斬島切彦ちゃん回。紫が九鳳院から解放され、出番が少なくなっちゃったけど絶交やそれに伴う復活に欠かせない人物として一役かってるのはさすがメインヒロイン。今回は真九郎がメインの話。悪宇商会に関わることによって問われる自分の将来や仕事のこと。ちょっと終盤まで情けない所が多かった真九郎だったけど決めるところは決めてくれたねw今回の敵は裏十三家の斬島の切彦ちゃん。裏の世界の住人だけあってぶっ飛んでたけどなかなか憎めないキャラしてたから、やっぱキャラ作り上手いよねw 続きを読む…
ネタバレあり -
クロウ
14ギロチンちゃん好き。刃物持つと豹変するとか、いいよね。構成としては、前半はひたすらフラストレーションをためて後半で爆発するんだけど、この攻守交代してからが怒涛の展開で素晴らしい。真九郎は少し卑屈なところがあるけど、嫌な卑屈さじゃない。自分の弱さと向き合い、克服しようとしているんだよな。その克服を手助けする紫(天使)。一巻と比べてさらに、真九郎の中にある「紫の存在」は大きくなっているように感じた。お互いに支え合っている2人の関係は本当に美しいな。 続きを読む…
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サキイカスルメ
11天使の力、すごい。揉め事処理屋紅真九郎のお話2巻。今回は真九郎が失敗して失敗して失敗して、最後に愛のパワーでなんとかしちゃったお話でしょうかね(なにか違う)えと、とりあえず真九郎は仕事として契約するんなら、もっと条件や仕事内容を確認しましょう。特に今回は事前情報もあったし、犯罪にも人材派遣すると言われているわけですから人殺しを依頼されることも予測範囲内かな、と。葛藤しながら成長していく主人公は好きなので、お話は面白かったです。紫は天使。切彦ちゃんは刃物オフのゆーあーないすがいが可愛かった。続きも読みます 続きを読む…
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お味噌
8最高におもしろかった!!!紫と仲直りできて本当に良かったね;;wでもリンさんがあっけなくってかわいそうだった。それを言うと黒服さんたちも可哀想だけど…切彦はいい奴なんだか悪い奴なんだか、真九郎はあますぎる><ルーシーの嘘を見破る紫はかっこよかったな~^^真九郎はこんないい子もう泣かしたら駄目だよ! 続きを読む…
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空箱零士
7★★★★★ 紫は真九郎にとっての「尊さ」だと前巻の感想に書いた。言い換えればそれはまだ真九郎自身の「尊さ」に辿り着いていないということだ。つまり彼にとって紫は未だ「どこか遠い」存在なのだ。相変わらず彼は他人に、さらに言えば世界に対して卑屈だ。彼は自分をどこかで世界から疎外された存在だと思っている。だから陰惨な世界と同時に自身の卑小さを連想する。あるいは他者からの(とりわけ異性からの)好意に鈍感になる。そしてそれは自らの「尊さ」が相手でも。彼の過ちは「疎外感」を根源とした自身の存在、「尊さ」の軽視から来る。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/12/24
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784086310130