あらすじ紹介
最強の少女vs紅の騎士団!!
死神から授かった漆黒の剣を手に戦場を駆け、ファーネスト王国の南方戦線へと勝利をもたらした銀髪の少女・オリビア。
久方ぶりの勝利に浮かれる王国だったが、間を置かずして舞い込んだのは、北方戦線を維持していた第三軍、第四軍が壊滅したとの報だった。
状況を打破すべく、オリビアを有する第七軍は制圧された地域奪還の命を受け、北方戦線へと進軍を開始する。
一方、帝国軍の指揮を執るのは、帝国三将が一人にして紅の騎士団を率いるローゼンマリー。
濃霧が覆う渓谷で、戦いの火蓋が切られようとしていた――!
王国軍“最強の駒"として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第二幕!
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みんなからのレビュー
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まっさん
27★★★★☆ 一巻を読んだ段階では微妙やな〜っていうのが正直な感想やったけど今巻を読んで評価が急転した感じ。前巻はひたすら主人公最強物語で戦記物としてもかなり薄い印象やったのが今巻は次回以降の伏線もしっかり仕込みつつ戦記物としても数段階面白くなった。何より嬉しかったのが主人公のオリビアが徐々にやけど人間らしくなってるところ。あとは登場人物が多いし割と複雑な名前の人が多いから最初に登場人物の一覧表を用意してくれたのは有難い。ただやっぱり普通の戦記物と比べたら若干薄味風味やからそこだけには注意が必要かも…? 続きを読む…
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アウル
19王国の南方戦線に勝利をもたらしたオリビアだったが次なる戦場は戦線が壊滅し制圧された北方戦線の開放に向かう事になるのだがそこで待ち受けるは帝国三将のローゼンマリーだった。相変わらず常識が抜け落ちながらも純粋なオリビアは可愛らしいと同時に残酷でもあるな。オリビアの周りの面々もええ感じに狂い出してきたり才覚を発揮し出したりと活躍の場が見られてきてる。敵国も厄介なモノを出してきたりしているがオリビアの辿り着く先はどうなるのか次巻も楽しみだわ。 続きを読む…
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真白優樹
11北方軍を壊滅させた帝国の紅の騎士団を相手に、濃霧漂う渓谷で激闘を繰り広げる今巻。―――潰し動かし、戦況は流転し混迷する。 オリビアが無垢に可憐に容赦なく敵を血祭りにあげ、クラウディアが共に駆け、アシュトンが策を練り戦場を転がす今巻。 英雄一人ではなく、全員で。そんな彼等の群体としての活躍、そして戦火の中でのふとした日常。緩急付けた戦争の描写が見事であり、更なる獲物達や謎の者達の登場も相まって、更に期待が昇華し、大きく広がる巻である。気は抜かせぬとばかりに現れる敵、国。彼等の動向とは。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
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ユウ@八戸
8戦記ものらしさが出てきて、格段におもしろくなってきた。ゼットの手がかりを求めながら、戦場を駆けるオリビア。駆けるっていうか壊滅させまくってるけど。普段は無邪気かわいいのに、いざ戦いとなると怖いほどあっさり虐殺するところは健在。今回はアシュトンの目に見える成長がとてもよかったです。立派な軍師になったもんだ。おかん的な立場である意味最強な、クラウディアの強さも好き。3人の、戦場にいないときの日常っぽいところは癒されますね。腹黒っぽい他国の女ボスも出てきたし、世界はどんどん広がりそうです。こういうの好き。 続きを読む…
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T.Y.
5貴族位を受けて断絶したヴァレッドストーム家の名を襲名し、独立騎兵連隊を率いるようになったオリビア。歴史の闇に葬られたヴァレッドストーム家に興味を示す彼女だが、彼女及び死神とは何か過去に関わりがあるのか…? 戦記として彼女の無双を描くのは半ばからで、帝国軍・紅の騎士団を率いるローゼンマリーとの対決が今巻のクライマックスとなる。武勇を誇る相手を震え上がらせ叩きのめす様は相変わらず痛快。だがラストでは神国メキアの介入が描かれる。第三の国の介入で現状の展開にも新たな変化があるのか、ここからが問われるところかも。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/11/25
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784865544145