TVアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』2026年1月に放送&配信開始決定!

コミカライズ書影_3巻
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  • ©鵜飼有志・ねこめたる/KADOKAWA/「死亡遊戯で飯を食う。」製作委員会
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    死亡遊戯で飯を食う。

    著者: 鵜飼 有志   イラスト: ねこめたる

    第18回MF文庫Jライトノベル新人賞《優秀賞》受賞作

    【二語十(『探偵はもう、死んでいる。』)&竹町(『スパイ教室』)解説収録!】

    目を覚ますと、私は見知らぬ洋館にいた。
    メイド服を着せられて、豪華なベッドに寝かされていた。

    寝室を出て、廊下を歩いた。
    食堂の扉を開けると、そこには五人の人間がいた。
    みな一様に、私と同じくメイド服を着せられていて、少女だった。

    〈ゲーム〉の始まりだった。
    吹き矢、丸鋸、密室に手錠、そして凶器の数々。人間をあの世にいざなうもので満ち満ちている、そこは〈ゴーストハウス〉。
    館に仕掛けられたトラップのすべてをくぐり抜けて脱出するしか、私たちの生き残る道はなかった。絶望的な現実に、少女たちは顔色を悪くする――

    ――ただ一人、私だけを除いて。

    なぜかって? そりゃあ――私はこれが初めてじゃないから。

    プレイヤーネーム、幽鬼《ユウキ》。十七歳。
    自分で言うのもなんだけど、殺人ゲームのプロフェッショナル。メイド服を着て死の館から脱出を図ったり、バニーガール姿でほかのプレイヤーと殺し合ったり、そんなことをして得た賞金で生活している人間。

    どうかしてるとお思いですか?
    私もそう思います。
    だけど、そういう人間がこの世にはいるんですよ。
    おととい励まし合った仲間が、今日は敵になる。
    油断すれば後ろから刺され、万全を尽くしたとしても命を落とすことがある――
    そんな、死亡遊戯で飯を食う、少女が。

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    死亡遊戯で飯を食う。 8

    著者: 鵜飼 有志   イラスト: ねこめたる

    物語は〈ゲーム〉の根幹へと進む。九十九回クリアの〈達成者特典〉とは――

    尸狼に招かれ、彼女の自宅に赴いた私・幽鬼は〈ゲーム〉の世界との関連を示すとある古書を見せられた。
    この業界の成り立ちについて、尸狼はどうやら私よりも多くの知識があるらしい。
    それを元に彼女は取引を持ちかけてくる。
    自分の持つ情報と引き換えに、来るべき〈ふさわしき時〉に、尸狼を重用してほしいのだという。
    〈ふさわしき時〉とはなんだ? やつはなにを知っているというのか?
    彼女の要求にどう答えるべきか迷う中、私の左腕にさらなる異変、そしてトチノキ荘には怪しい影がまたひとつ……。
    あるときは深緑の森で。
    またあるときは深夜のアパートで。
    それでも私は、死亡遊戯で飯を食う。

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