
あらすじ紹介
尸狼に招かれ、彼女の自宅に赴いた私・幽鬼は〈ゲーム〉の世界との関連を示すとある古書を見せられた。
この業界の成り立ちについて、尸狼はどうやら私よりも多くの知識があるらしい。
それを元に彼女は取引を持ちかけてくる。
自分の持つ情報と引き換えに、来るべき〈ふさわしき時〉に、尸狼を重用してほしいのだという。
〈ふさわしき時〉とはなんだ? やつはなにを知っているというのか?
彼女の要求にどう答えるべきか迷う中、私の左腕にさらなる異変、そしてトチノキ荘には怪しい影がまたひとつ……。
あるときは深緑の森で。
またあるときは深夜のアパートで。
それでも私は、死亡遊戯で飯を食う。
みんなからのレビュー
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オセロ
45今後への溜めがメイン。 とあるプレイヤーが創設し組織の〈密会〉に集まったプレイヤー達は様々な技術を使ってゲーム攻略を目指しだし。一方で次々と体に異常をきたしている幽鬼は左手に違和感を感じはじめて…。死亡遊戯もあるにはありましたが、これも含めて〈密会〉関連の話が殆ど。そんな中で死亡遊戯の先にあるものが明かされたのは驚きましたが、幽鬼のやることは変わらない。とは言えそろそろ派手な死亡遊戯を見たいところ。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
25尸狼に招かれて彼女の自宅に赴き、ゲームの世界との関連を示すとある古書を見せられた幽鬼。物語はついにゲームの根幹へと進む第8弾。この業界の成り立ちについてどうやらより多くの知識があるらしい尸狼から、情報と引き換えに来るべき時に重用する取引を持ちかけられる幽鬼。彼女の要求にどう答えるべきか迷う中、左腕のさらなる異変、そしてトチノキ荘には怪しい影が現れる展開で、99回クリアの達成者特典なども明らかになる中、ゲームの外で上手く立ち回ろうとするキャラも出てきましたけど、緊迫感のある死亡遊戯もなかなか良かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり
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アウル
1499回クリアの特典報酬がついに明かされたり、デスゲームを使ってのパッケージ販売なのが出てきたり、特に幽鬼とラストの方でやり合いそうなキャラが登場したりと今後の為に色々と溜めている感じの巻だったな。幽鬼も師匠と同じく体に違和感を感じガタが来てるのを気にしだしたがそこも機械化にするのか生身のままでクリアを目指すのか気になる所よね。まあ、生身で行きそうだけれども。アパートの住人とのやり取りも良かったわ。 続きを読む…
ネタバレあり
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きぃ✬
10運営側の正体が少しずつ明かされ始め、九十九回クリアに向かうにあたって大きな動きも起き終わりが近い気配もする。達成者特典を知って幽鬼が喜ぶ気がしないが、条件次第で受けるのか拒否権を発動するのか。さらっと書かれている彼女がこなしてきた幾つものゲームの詳細も、完結後にでも短編集的に出してほしいな。 続きを読む…
ネタバレあり
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leo18
8ここに来て99回クリアという大きな山へ物語を動かしてきた印象。尸狼率いる密会という組織との駆け引きや、もはや一目置かれる強者として挑む幽鬼のスタンスが面白い。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/02/25
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784046845566