2月14日はバレンタインデー♡ 大切な人に想いを伝える日という事で、ラノベ大好きインフルエンサーさんに推しヒロインのおすすめ紹介(愛)を3作品分語っていただきました。
第1回はYouTuberのゆきともさんです。紹介してもらうジャンルは魅力にあふれる「女性主人公ファンタジー!」。主人公としてはもちろん、ヒロインとしての魅力もあふれ出しています!
『春夏秋冬代行者』シリーズ(著者:暁 佳奈/イラスト:スオウ)
![花葉雛菊(かよう ひなぎく)](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084039.jpg)
大切な人を守る、力強く生き続ける健気さが尊い「花葉雛菊(かよう ひなぎく)」
本作は群像劇形式の物語なので主人公やヒロインは沢山いますが、その中でも自分が特に心を掴まれたのは、春の代行者である雛菊ですね(男性キャラは竜胆)!
大切な人を守るためにその身を投げ出し、自分自身が壊れるような過酷な過去を背負っていても、力強く生き続ける健気さが本当に尊い…!! 過去の境遇のせいで、精神的にはまだまだ未熟ですが、その根っこにある「強さ」こそが雛菊の魅力ですね。可憐な姿からは想像もできないほど、心の強さを持っているヒロインだと思います。
それと、春の護衛官であるさくらや、冬の代行者である狼星など、雛菊に惹かれるキャラも沢山いて、思わずにっこりしちゃう組み合わせも良いですね! 雛菊のことを守りたいと思っているのに、いつの間にか守られているような、そんな関係性が素晴らしいです。
『春夏秋冬代行者』は現人神たちの過酷な人生を描いていますが、とにかく雛菊には幸せになって欲しいですね。春の主従がメインとなる『春の舞』のラストは雛菊の健気さにボロ泣きしてしまって、とにかく幸せを願わずにはいられませんでした。
気になったら試し読みしてみてね!
![春夏秋冬代行者 春の舞 上](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084036.jpg)
『春夏秋冬代行者』シリーズ
著者:暁 佳奈/イラスト:スオウ
レーベル:電撃文庫
『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』(著者:甘岸久弥/イラスト:景、駒田ハチ)
![ダリヤ・ロセッティ](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084040.jpg)
人間的魅力に溢れる女性。周りとの信頼関係も魅力的「ダリヤ・ロセッティ」
本作の主人公であるダリヤは、物語当初こそ自分を抑えて生きていましたが、婚約者の浮気をきっかけに自由を手に入れてからの活躍が爽快です!
魔導具師として商会を立ち上げ、新しい商品を次々に作り上げていく前向きな姿に、不思議と勇気をもらえます。商売人としては真っ直ぐすぎる性格ですが、それがまた魅力となり、周囲の人々を巻き込んでいくところも良いですね! 好奇心に突き動かされて無理をしちゃうところや、周りの人たちを大切に思うところも含めて、一人の人間として魅力に溢れています!
そして、今回の企画の趣旨とはズレちゃう気もしますが、相手役となるヴォルフとの関係性が良い! 友人以上恋人未満の心地よい空気感と、「おいおい、お前らいい加減にしとけ?」と言いたくなるくらいの焦れったい関係性が魅力的ですよね。お互いを尊重し合っている信頼関係があるからこそ、お互いの恋心になかなか気づかないというの、ニヤリとさせられます。
ダリヤの魅力は、彼女が信頼している周囲の人たちがいるからこそ引き立つのかな? という気もします。仕事や日常のなかで築かれていく信頼関係が、自分の足で立ち、前向きに生きていくダリヤという女性の格好良さに繋がっているんだと思います。
気になったら試し読みしてみてね!
![魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084038.jpg)
『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』
著者:甘岸久弥/イラスト:景、駒田ハチ
レーベル:MFブックス
『茉莉花官吏伝』(著者:石田リンネ/イラスト:Izumi)
![晧茉莉花(こう まつりか)](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084041.jpg)
圧倒的才能! 出世の道を爆走していく魅力あふれる少女「晧茉莉花(こう まつりか)」
本作の主人公である茉莉花は、一見すると健気な印象の少女ですが、その内側は「怪物」と形容してもおかしくないくらいの才能に溢れています。
皇帝に見初められたことで、国の政治を行う官吏として働くことになるわけですが、尋常じゃないスピードで立身出世しまくるところが爽快ですね! 「物覚えがいい」という特技を活かして(物語が進むとそんなレベルじゃなくなりますが)、国の内外で起こる複雑な問題を怒涛の勢いで解決してしまうのが面白いです。
理知的でありながら、人々を本当の意味で思いやる優しさに溢れていて、そこも魅力的なポイントですね。
そして、そんな圧倒的な才能を持っていながら、可愛い少女としての魅力もあるのがズルい! 皇帝である珀陽との身分差を埋めるために、立身出世の道を爆走していく姿は「恋する乙女」の強さを感じます。冷静に問題を解決していく仕事人としての側面と、愛しい人に恋い焦がれる少女の側面、そのギャップが茉莉花を魅力的な主人公(ヒロイン)にしているんだと思います。様々な難題に直面するたびに成長していくので、その魅力がどんどん増しているのも良いですね!
作中でも登場する『茉莉花官吏伝』という茉莉花の人生を描く物語が、どんな形で花開いていくのか、これからの活躍が楽しみです!!
気になったら試し読みしてみてね!
![茉莉花官吏伝](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084037.jpg)
『茉莉花官吏伝』
著者:石田リンネ/イラスト:Izumi
レーベル:ビーズログ文庫
この記事を書いたのはこの人!
![ゆきともさん](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084042.jpg)
■ゆきとも
おすすめのライトノベルや、最新情報を週2~3回更新! ラノベの面白さを紹介しているYouTuber。
YouTube:@yukitomo
X:@yuki_tomo624
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推しヒロイン Happy Valentine's Day
![](https://kimirano.jp/kimg/article/1243418/14084690.jpg)