みんなからのレビュー

• ひめありす＠灯れ松明の火

  2014/08/17

  110

  葵を空へ向け、夕顔を水底から救い、小さな君子蘭を包み、真夜中の枝垂れ桜に降り注ぎ、紅花に変化をを齎し、朝顔に冒険の合図を告げて、箒木を紅に染め、橘を香り立たせた、光。光は条と数える。ならば、差し込む光から漏れてしまう花もあるのに、いつから光は、全てを守れると思ってしまったのだろう。儚く頽れる女の姿を、なよやかな首の虞美人草とどうして重ね合わせてしまうのだろう。花には、雲で出来た傘は要らない。強い雨も、吹き荒ぶ風も、冷酷な夜も、激しい陽でさえも、全部花にとって必要な糧だ。今、華は咲く。花よりも猶、華の如く 続きを読む…

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• コリ

  2014/01/01

  99

  前回のラストから一朱が再度関わってくる事はわかってたけど、どんな展開になるのかとハラハラしてたら予想外の決着にビックリ。一朱さえも友達として受け入れる是光の器がデカすぎる。でも一朱のデレは需要あんのかよ！(笑)朝ちゃん心配されすぎでちょっと可愛い。確かに笑い上戸な朝ちゃんは是非見てみたいな。そして是光がとうとう自分の気持ちを自覚し、彼女に想いを告げたのにも注目。久々にプールの時の様なイチャイチャが見れると嬉しい(笑)一朱が黒幕かと思ったらまさかの展開。彼女が本当に「六条」なのか次が気になってしょうがない。 続きを読む…

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• よっち

  2013/12/26

  95

  突然の夕雨帰還。時を同じくして是光の家に集合し、是光への想いを語るヒロインたち。それを一喝し直球勝負で交際を申し込む朝ちゃん、傍観者達がこぞって朝ちゃん推しと、序盤は朝ちゃんが目立ちましたが、メインは夕雨と暗躍する一朱、怪文書メールに翻弄される女性陣、行動が空回りして追い詰められる是光、裏で奔走する帆夏と怒涛の展開でした。女性陣はみんな強かったですね。是光が大切な人にきちんと想いを伝えたことで、ようやく今後の方向性も見えたと思いましたが、六条の正体がまさかの人物。次のラストはもうひと波乱ありそうですね。 続きを読む…

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• くろり - しろくろりちよ

  2014/04/08

  84

  帆夏と葵の告白に、初恋の相手夕雨の帰国。夕雨の帰国から彼女を影で操る存在、夕雨の部屋に残される虞美草、是光の真周りに起こる不吉な事件とそれを予告するメール。糸を引いているのは…勿論、一朱。確実の悪役でありながら、是光が正体を暴き話しをすることで、ヒカルの兄としてどんな想いを抱えていたのかが見えて来る。やったことは許せなくても、きちんと怒ってくれる友だちに、是光がなってくれる。是光は本当のヒーローなのだろう。そして唯一ヒカルではなく是光の花、ヘリオトロープだった帆夏、おめでとう。残りあと一冊…名残惜しい。 続きを読む…

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• た〜

  2013/12/27

  81

  【人間関係重視型】冒頭は珍妙なハーレムでドタバタラブコメ（この著者珍妙なハーレム描写が絶妙だなー）だけれど、すぐにどす黒い陰謀渦巻く状況に発展していく。今回はハーレム拡大の攻略はなしかとおもいきや、まさかまさかの展開に。そして多くの謎を残して最終巻に続く・・・　　うーむ。なんつう思わせぶりな引きなんだ 続きを読む…

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