あらすじ紹介
「諸君に、帰る場所はない。故に、進む以外に道はない」
新天地を求め、クラジウス騎士団と共に、改宗宣言のあった異教徒の町カザンに入植したクースラたち。異教徒の技術を得るため、まずは騎士団の手が伸びる前に、町に残る文献を読みあさることにする。そこでクースラたちは、カザンに残る竜の伝説を知る。
そんな中クースラたちは、新たな工房を得ることに成功。新天地で、仲間四人での穏やかな生活が始まるかと思われた。だがその矢先、彼らにある過酷な運命が降りかかることになり――? 竜の伝説が残る町で、クースラたちは大きな決断を迫られる! 眠らない錬金術師と白い修道女の物語、絶好調の第4弾!
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みんなからのレビュー
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よっち
52どうにかカザンへの入植を果たしたクースラたちは、4人の工房生活も悪くないと思い始めた矢先に、街は準備不足なまま敵に攻囲され、しかも内憂を抱え敗北必至な状況に。生き延びるためにフェネシスと離れようとするクースラに、正確に間違えるくらいなら大雑把な正しさを目指せと説得したイリーネの一言は大きかったですね。フェネシスも一緒にいたいと思っていて、苦難を前にしてようやくお互い素直に向き合い、あるべき形になりつつあるんでしょうか。最後は中途半端なところで終わってしまいましたが、次巻どういう形で決着するのか楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
45新しく入植しようとしていた異教の国ラトリアが正教徒に改宗し帰る場がなくなったもののラトリア最大の鉱山町カザンに入植したクースラ達。異教の地の知られざる知識に触れ興奮するクースラ。そんな中フェネシスはとある竜と青年の物語に興味を持つ。その竜はカザンの至る所に描かれており、それに応じて燃える池についての記述がなされていた。しかしカザン入植は実は騎士団を嵌める為の罠で優れた武具を持つ敵に町を包囲されてしまい、戦が始まってしまう…。だんだんフェネシスがクースラの錬金術師としての相棒が板についてきたんじゃないw?→ 続きを読む…
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た〜
40好事魔多しな展開。錬金術士の心理戦がメインと思いきやこの後待ち受けるは血なまぐさい泥沼の戦?? ウルちゃんなかなかの健気さで利子陥落目前か? 続きを読む…
ネタバレあり -
メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
40カザンへ入植してから最終的には脱出するまでの話でしたが、全体を通して素晴らしい話だったと思います。竜の血の正体はすぐにわかってしまいましたけど、その竜の血を使って4人が協力して脱出へとこぎつける展開はとても好きでした。新たな町へいっては最終的にその場所へ帰ることすら許されない状況にはなっていますが、今後も同じような展開で旅は続いて行くんでしょうね。今回もウルちゃんを過小評価していたクースラでしたが、次巻以降もウルちゃんに一泡食わされる展開を望んでいます。 続きを読む…
ネタバレあり -
中性色
32錬金術ファンタジー第4弾。ただ今回は化学的な意味合いが強くて、錬金術といった印象は薄いかな。しかし、最近の主人公はどうしたものか。そのうち、クースラ(笑)というネットスラングが生まれかねないぞ。スイーツ(笑)みたいな。そして、今回はフェネシスがいちいち可愛い。ラストも大概だけど、個人的には服従のポーズの部分の方が好き。イリーネの反応も面白い。結局本筋の部分以外ではこんなのが続くのかなぁ。問題も完全解決してはいないし。次にどう続くか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/09/10
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定価627円(本体570円+税)
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ISBN9784048919449
関連サイト
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公式サイト