あらすじ紹介
「電撃文庫MAGAZINE」 連載のユニークすぎる短編が待望の(?)文庫化。著者:野崎まどの謎センスが電撃文庫で大暴れする! 死体を探しに行く検死官、勇者を何とかしたい魔王、若頭、サンダーファルコン、ビームサーベル、ライオン、喋る牛、電撃文庫の妖精など、変態的キャラクター(?)たちが繰り広げる抱腹絶倒の物語の数々をお届け! この本を許せた時、君はひとつ大人になる ──。
みんなからのレビュー
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海猫
279いわゆる実験小説集というやつか。各短編いろんなジャンルに挑戦しているのが著者の芸域の広さを感じさせる。パスティーシュとしてもレベルが高い。これでもっとオチがビシバシ決まればもっと笑えるのだが、似たり寄ったりな終わり方の作品が多いのはちょっと気になった。最後の「ライオンガールズ」が一番良かったかな。こういう芸風の短篇集は川岸殴魚先生も書ける才能があると思うのでぜひ、チャレンジしてほしいですね。 続きを読む…
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た〜
148天下無双の不条理ギャグ短篇集。でも一番不条理なのは1編だけ微妙にシリアス(ボツだけど)なのがあることだ 続きを読む…
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王蠱
93雑誌掲載時から読んでるがそれでも、いやそれだけによくこの企画を文庫化できたなとww発想力と純粋なパワーが他の追随を許さない勢いでとにかく単純に「面白い!」と絶賛できる。特に荒野の決闘とか将棋とかイラストと文章を組み合わせた系の話の破壊力はもうヤバい。突飛な話のはずなのにしっかり読ませる文章なのもかなり好印象 続きを読む…
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ひめありす@灯れ松明の火
91昨日、電車の中でくふ、くすっと妖しく笑っている変な人がいたらそれはもしかしたら私かもしれません。それ位おかしなお話が沢山ありました。西部劇のお話し、お茶とピッグス粒子のお話し、将棋のお話し、西山田組の抗争のお話しが特にお気に入りです。魔法少女小料理屋ではちょっとほろりとしてみたり、最後の最後あとがきでまたおかしくて笑っちゃったり、最後まで楽しく読みました。今日は(笑)を読んでみる予定なのです。電撃の缶詰、家にもあるけど、あそこからも妖精さんが生まれていたりして……妖精と本棚の中身当てがなんか楽しかったです 続きを読む…
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美羽と花雲のハナシ
91すごい。これはすごいよ。想像以上にすごいよ。ラノベの特色をフルに活用し、活字の限界を突破し、小説の臨界点に到達する!少し大袈裟な表現だが、それぐらい興奮したって事だ。面白い。これは面白いよ。想像以(略)西部劇。囲碁将棋。日本神話。魔王。SF。ラーメン。やくざ。戯曲。電撃の缶詰。選評。人情×ハードボイルド。ミステリー。青春×感動。笑える。これは笑(略)ボツ作品。メタフィクション。パロディ。『あの花』『勇者のくせになまいきだ。』『ガリレオ』等。もうやりたい放題。何でも有り。野崎氏も編集部も絶対楽しんでいた筈。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2012/11/10
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784048910996