あらすじ紹介
父の遺志を継ぎ『誰かの心の中の絵』を描くため、世界を旅するエナたち『ヴァンダル』一行。しかしそんな彼らをあざ笑うかのように、過激派の反政府組織『DEST』が絵を用いたテロ活動を実行に移し始める。
絵を単なる政治闘争の道具にする彼らを許せないエナたちは、それを妨害するために奔走するが……突如として彼らの前に現われた、殺されたはずの『 DEST 』の指導者UMAを名乗る少年は、エナと似て非なる光を宿した、赤い『眼』を持っていた ── !!
第16回電撃小説大賞<金賞>受賞作第2弾、怒涛の新展開!
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みんなからのレビュー
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スズ
36今回もエナが世界各国で美しい絵画を描いてくれました。登場する絵画は『真珠の耳飾りの少女』『風の花嫁』『オフィーリア』『雲龍図』『大いなる赤き竜と日をまとう女』です。サムソンに振り回されるカッツェは不憫でしたが、いいコンビだなと思った。アート・テロリスト組織『DEST』も大きく動き出してきたので次巻も楽しみ。絵画等の芸術品が規制された世界で、人々が見ることの出来なくなった絵画を、街をカンバスにして描き出すエナたち『ヴァンダル(破壊者)』の活躍が次も見てみたい。「人は誰もが、心の中に一枚の絵を持っている」 続きを読む…
ネタバレあり -
中性色
11意外と話の展開的には緊張感もある作品なのに、割と挿絵はほのぼのしてる感じが。今回は前回に比べると純粋に絵ばかりといった作り方だけでなく、様々な方面から話を作ってる感じを受ける。ただ、1巻に比べるとコンセプト的にはずれるかな。エナやカッツェは可愛いけど男性陣は総じて何なんだ。というか、お前はいつお父さんになったんだ。あと赤羽やDESTがどう絡んでくるのかがポイントかな 続きを読む…
ネタバレあり -
ソラ
11内容(「BOOK」データベースより) 父の遺志を継ぎ『誰かの心の中の絵』を描くため、世界を旅するエナたち『ヴァンダル』一行。しかしそんな彼らをあざ笑うかのように、過激派の反政府組織『DEST』が絵を用いたテロ活動を実行に移し始める。絵を単なる政治闘争の道具にする彼らを許せないエナたちは、それを妨害するために奔走するが…突如として彼らの前に現われた、殺されたはずの『DEST』の指導者UMAを名乗る少年は…エナと似て非なる光を宿した、赤い『眼』を持っていた―!! 続きを読む…
ネタバレあり -
紅狐
8恐らく流行るような作風ではないけれど、風景も綺麗だし物語の進め方も上手いので、ストレスなしで読める。キャラをどう、というのではなくて物語で魅せる作品。 続きを読む…
ネタバレあり -
たこやき
7前巻よりも、話などのまとめ方は確実に良くなっていると思う。前作は、外部の人間からみた「ヴァンダル」の描写から、エナたち「ヴァンダル」の人間への移行がやや上手くなく感じたが、今回はスムーズに展開している。今後を気にさせる繋ぎ方も◎。ただ、前作ですでに目的を果たしている部分があっただけに、その行動の原理が曖昧になっているのはちょっとマイナス。あと、インターポールの二人は、相手の正体を掴んでいるのに、なんでわざわざ事件の起こりそうな場所巡りしているんだろ? 拠点捜しとかの方が早そうなのに……とか思ったり 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2010/05/10
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定価627円(本体570円+税)
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ISBN9784048685474