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みんなからのレビュー
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眠る山猫屋
40再読。統和機構の頂点に立つ(?)オキシジェンの能力が運命の糸を読み解く力というのが面白い。破壊的ではなく、組織の維持を眼目としているようで。だから後継者候補四人のうち、三人までが(破壊的な使い方が出来る)保守的な能力者。ギミーシェルターの残忍さ、スイッチスタンスのえげつなさ。それに比べて老執事さんの健気さ・・・。でも選ばれたのは、健やかな強さと前向きな意志の力強さを兼ね備えた女子高生だった・・・のには驚き。確かに彼女なら劣化した機構を建て直せるかもね。協力者に恵まれたなら。 続きを読む…
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読書好きのハシビロコウ
14この巻は暫定で一番好きかもしれない。今までは特殊能力を持つ者は、ブギーポップに処理されるオチが大体ついていたが、今回は複数の能力者の読み合いという感じでハラハラした。その能力も「洗脳」というカテゴライズができる点で全員似ているのもワクワクするし、能力者の一人はブギーポップと共闘するのもまたいい。何より一番気に入ったのは、合成人間「オキシジェン」と「カレイドスコープ」。普段は敵として描かれる合成人間だからこそ今回は特にカッコいい!統和機構の力関係も垣間見えたりといろいろとワクワクしました。 続きを読む…
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神太郎
14最初からクライマックスな始まり方。なかなかに珍しい始まり方。テーマはジンクスについて。そして、まさかの統和機構のトップといっても「空気」のような感じの威厳など全くない「柊」=オキシジェンが登場。そして、統和機構のトップになるべき候補者の一人として「末真」が選ばれるとは…。一時期、公式海賊本であった「俺たちの戦いはこれからだ…」で出ていた悪役末真が本当だったなんて(悪役になるかはわからんけど)。運命が大きく動き始めた感じ。新たなるシーズンへ突入したような感覚ですらある。 続きを読む…
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新島
11久々に読むブギーポップシリーズ。影響力の強い作品なので、ある程度の距離を置いて読まないと日常にまで感化されてしまうのですけど、今作はあまり何かを説くことが少なかったために助かりました。ただ、久々なのに読み始めると一瞬で世界観に囚われてしまったのでちょっと恐ろしいです。それにしても、ブギーポップの無敵さにはもう苦笑い。自分のジンクスは「発言しようとした時、少しでも不安を感じたら口を開かないこと」ですかね。強引に言ってしまうと大抵後悔することが起こっているのですっかり信じちゃっています汗。 続きを読む…
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うさみP
10その名前を与えられた異能力は、これから待ち受ける運命を表す姿(ビジョン)。ジンクスの宣伝『ジンクス・ショップ』に導かれて、システムの後継者候補がぶつかり合う。キミが、信号機に一度も捕まる事なく、直線の歩道を歩き続けるのは何かしらのジンクスなのか?無意識に次の信号の流れを読んで歩調を変えてはいないだろうか?当たり前の酸素が生命を脅かす激毒である様に、その無意識な世界を意識して認識する事こそ運命を支配すること。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2003/03/25
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定価605円(本体550円+税)
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ISBN9784840222938