
あらすじ紹介
病弱令嬢を救う鍵は――アイゼンフッドの魔剣!?
サンクトゥス公爵家に大打撃を与え、六大公爵家のうち実質的に二つの公爵家を掌握することに成功した10歳の黒幕少年カルツ。
彼は休む間もなく凄腕の鍛冶師であるドワーフ達を領地へと招き、ビジネスの傍らアイゼンフッド五代目当主が使用していた魔剣の修繕を依頼する。その目的は、アルテシアと似た症状で死の淵に立たされている貴族令嬢サティスを救うことにあった。
一方、六大公爵家はコラティオン公爵家が実働を担う形で大陸に世界樹の呪いを拡散させるべく、非道な作戦を計画しており――
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みんなからのレビュー
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和尚
22三巻目、面白かったです。 クルツの子供モードからの切り替えがやはりよく、ノエルの能力も明かされたり、ギザイアとグラッドとサティスのやり取りいいなと思いつつ読み始め。 今回はコラティオン公爵家に、魔剣の回。 僕はテイルズオブディスティニーやゼロの使い魔に始まり、喋る剣という属性は好きなわけでして。今後に期待を持ちつつ満足な一冊でした。四巻も待っています。 続きを読む…
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八岐
4★★★★ ああ、なんかカルツ君の立居振舞に微妙な違和感というか、徹底的に存在感を消そうとしている様子に敵の目を晦ませるというだけじゃない、秘めやかさがあったのそういう事だったのか。最後まで影のまま終わるつもりなのか。場合によってはアルテシアと再会するつもりすらないかもしれない。この時間軸では面識すら無い事に託つけて。キビルと共感したのもよく分かる。ある意味とても似た者同士だ。それでも、まさか彼に手を差し伸べるとは思わなかったけど。黒幕だろうとそういう情に厚い所が人望の柱なんだよなあ。 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
2カルツはしっかりと敵の目を欺きつつ、戦力の拡大を進めていく。一回未来を変えて全部が上手くいくようになる訳ではなく、未来を変えたことで救われた人を、更に別の人の救いに繋げていくのがパズルのようで良かった。サティスを引き込む時のやり取りで憎まれ口を叩いて子供だと舐められないようにするところや、それを指摘される時のリアクションには少し年相応さを感じて、ルチアが母性を感じるのに少し納得できた。大きな山を一つ乗り越えたけど、問題は次々起こるであろう。それを全て跳ね除けていけるのか。 続きを読む…
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kumozaru_at_fa
0展開がけっこう早めなんでいい感じ。 全体の半分くらい終わった感があって、相手に気づかせないという点ではまさに黒幕。 仲間も強力になってきて次に落としてくる? という点がちょっと不安 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/07/01
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784798638898