
あらすじ紹介
オタクである木和田博人は、クラスメイトたちから「キモダ」と呼ばれている。
そんな彼にはとある“秘密”があった。
それは、超絶美少女として人気の女装コスプレイヤー・ルールー・デ・ルゥとして活動していること。
ルールーでいる間は、本当の自分でいられる――学校の中に居場所がなくても平気だった。
そんな高2の夏休み、とある大規模イベントで博人は長年活動を共にしてきた男装コスプレイヤー・ウロの素顔を知ることになったが……
その正体は、学校でもトップに君臨する美少女ギャル・綾瀬彩で――!?
お互いの正体を知り、今まで以上に距離を縮めていく2人。
それはコスプレという枠を越え、博人の学校生活も次第に変わっていき――。
みんなからのレビュー
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よっち
24超絶人気の女装コスプレイヤー・ルールーとして密かに活動するオタクの木和田博人が、長年活動を共にしてきた男装コスプレイヤー・ウロの素顔を知る青春ラブコメ。学校ではクラスメイトたちから「キモダ」と呼ばれ、学校の中に居場所がない木和田が、大規模イベントでウロの正体が学校の美少女ギャル綾瀬彩だと知る展開で、学校の評価など気にせずに木和田の本質を見てくれる彩の影響で変わっていく彼が、学校でも本来のらしさを出すようになっていきましたけど、いい相棒の彩が彼を気にかけるようになったエピソードもまたなかなか効いていました。 続きを読む…
ネタバレあり
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芳樹
20クラスではモブで「キモダ」と呼ばれているけど、女装したら自信満々な超絶美少女となる男子・木和田くんと、学校では一軍美少女ギャルだけどイベントでは格好良い男装レイヤーとなる綾瀬さんの交流を描くラブコメディ。とても良かった。ずっと仲良くしていたけど本当の姿を知らないレイヤーどうしとして始まった二人のが、互いに手探りでありながら徐々に近づいていく様子に胸が熱くなりました。じれったい関係を描くラブコメがお好きな方にはお薦めの作為品です。続編があれば嬉しい限り。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
11この女装男子は面白い。女装が自分のアイデンティティになるのは結構日本古典でもある。いわゆる精神的な病気などではなく、明るく趣味の範囲で女装という選択肢を選んでいるのが良い。 一方ヒロインの逢瀬は布石が置かれていたとはいえ、少しテンプレ気味だったかな。グイグイ推してくる理由として悪くはないが、途中まで「可愛いだけでなくなる」主人公にデレていく感じがよかっただけに、すこし駆け足過ぎた感じ。(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
10クラスに居場所がなく女装コスプレの中に居場所を見いだす少年が、相方の男装コスプレイヤーの正体が級友のギャルであると知り始まる物語。―――大切なのは認める事、可愛い自分を誇る事。 少年が、ではなく寧ろギャルの方が少年を引っ張っていき攻略していく物語であり、あべこべながらに真っ直ぐな青春をしておりそれが面白い物語である。ゆっくりと始まっていき、変わる関係。秘密と言う非日常を飛び越え現実でも繋がり始めた二人の今後とは。これからどんなイベントが二人を待っているのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
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とってぃー
10女装男子を開拓していこうぜ〜! 女装男子と男装女子のコスプレラブコメ。衣太先生がレイヤーとのことで、コスプレ界隈に対する造詣が深くて良かった! ラブコメとしても、ヒロインが主人公を好きになるきっかけが健気だし、グイグイいくところが可愛すぎた。根暗な主人公が女装してめっちゃ可愛くてポジティブになるのはもちろん最高だが、ヒロインの意外な過去もギャップがあってとても推せましたね!やっぱりギャップなんですわ〜!そういう意味でコスプレって最高の武器だと思う。もっとラノベ界隈にも広がって欲しいなと思う。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/05/23
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定価924円(本体840円+税)
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ISBN9784086316033