
白き帝国 4 白と黒の進撃
一気読み不可避!!舞台は、猫耳をもつミーニャ族と人間が血で血を洗う葡萄海。八つの聖珠を、敵味方に分たれた剣士たちが、自らの死を懸けて奪い合う! 愛と裏切りと暴虐の、超大型ファンタジー群像劇、第四弾!
犬村小六
(著)
/
こたろう
(イラスト)
シリーズ:白き帝国(ガガガ文庫)
この作品をストアで探す(宣伝)
あらすじ紹介
全巻一気読み不可避!戦記ラノベ決定版
「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが目指すのは、全ての種族が共に暮らす『白き国』だ」。果てしない理想を追い求めて無名荒野へ足を踏み入れた白猫隊は、領主不在であった城塞都市バードゥルガの攻略に成功する。奇しくも無名荒野東部では、三百年以上もつづいていたジャムカジャ族の内紛に終止符が打たれ、新たなジャムカジャ王フレルバータルが誕生していた。葡萄海の制覇を目指し、フレルバータルは5万の大軍を率いて西進を開始。その針路上には、100名の白猫隊が守る城塞都市バードゥルガがあった。降伏勧告に来たフレルバータルの使者は、無血開城の条件として姫騎士エアステラの身柄を要求し……。
一方、上顎半島の攻略に乗り出した黒薔薇騎士団もまた、飛行戦艦に守られた要塞に行く手を阻まれる。ルシファーの暴虐によって飛行艦隊を失った黒薔薇騎士団は、ジャンジャック率いる空挺部隊による奇襲攻撃を敢行するが……。
勝つために死せよ。夢と約束のために、生きよ。「恋と空戦の巨匠」犬村小六が描く超大型ファンタジー群像劇、愛と鮮血の第四弾!
みんなのデータ
-
3
評価する -
2
読みたい
みんなからのレビュー
-
オセロ
38今回も文句なしに面白かった。 帝国とガガ達が決戦に向けて着実に戦力を整えていく。帝国は北へ侵攻し、ガガ達は城塞都市を救ったことで五万もの兵を率いる人狼のジャムカジャ軍をたった百人で迎え討つことに…。大軍を少数の兵で迎え討つというのはよく見る構図ながら、聖珠を使った戦いや様々な駆け引き、更にはラギーの生い立ちなどが複雑に絡み合う展開は読み応え抜群でしたけど、アイツは許さない… 続きを読む…
ネタバレあり
-
よっち
29果てしない理想を追い求め無名荒野へ足を踏み入れた白猫隊。一方、上顎半島の攻略に乗り出した黒薔薇騎士団は飛行戦艦に守られた要塞に行く手を阻まれる第4弾。ルシファーの暴虐で飛行艦隊を失いジャンジャック率いる空挺部隊の奇襲攻撃を敢行する黒薔薇騎士団。一方、、領主不在の城塞都市バードゥルガ攻略に成功し、一時の微笑ましい安息を得たものの、大軍を率いて葡萄海の制覇を目指すジャムカジャ王フレルバータルと対決するガガたち。無理をしないと勝てないギリギリの戦いは物語の転換期となりそうですが、様々な思惑も気になるところです。 続きを読む…
ネタバレあり
-
和尚
254巻も引き続き、面白かったです! 少年たちの名前を覚えておかないとなと、白猫隊の未来に想いを馳せながら読み始め。 微笑ましく笑えるラブコメを味わって、そして同時に熱い戦いにも魅せられるのがこの作品。 挿絵がいいとこで入るんですよこれがまた。 そして、おお、おお、と思いながら読み終わってあとがき読んで、……はい。ってなりました。 5巻、待機します! 続きを読む…
ネタバレあり
-
のれん
16不死者とか便利枠から死んでいくのはお約束。戦士系少数民族が本当に決闘と栄誉継承だけで敗北受け入れていくの、結構びっくりした。 本作戦記ファンタジーとしては戦役が古代よりの手法だと思ったが、それにしてもこの部族は純粋すぎないか? 鎌倉武士すら超える律義さ。そら奴隷とかにされるわな。 陣営の裏切り準備もできたが、ガガは多分死なんよな。仲間の死を見届け役のほうが辛そうで美味しいキャラだしw 後恒例のラブコメ要素は通常運転だったが、直球ネタ本当に多い。外野のノリは時代すら感じるが、ここまでいくと最早古典劇よな。 続きを読む…
ネタバレあり
-
リク@ぼっち党員
10本格的に物語が動き始めてきて、本領発揮してきた。面白いけど、読んでると息が詰まる。ガガたちは結果を出してるので理想に賛同してくれる者が増えているけど、その一方で規模が大きくなれば一枚岩でいられないのは当然の理。何だかんだお人好しなガガは付け込まれないよう、信頼しつつ、全体を冷静な目で見ることができるのか。そして百対五万の大勝負。圧倒的数的不利を覆すための決死の覚悟が凄まじかった。今後は更に先頭の激しさが増すことを考えると、日常パート好きなんだけど、人物を好きになればなるほど反動がデカくなる怖さもあるな…。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2025/05/19
-
定価858円(本体780円+税)
-
ISBN9784094532449