魔女に首輪は付けられない 2
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魔女に首輪は付けられない 2

「やれるか、カトリーヌ」「任せてください」
夢見 夕利 (著者) / (イラスト)
シリーズ:魔女に首輪は付けられない(電撃文庫)

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あらすじ紹介

〈奪命者〉事件解決の代償として〈人形鬼〉ミゼリアを失った〈第六分署〉。そんな中、新たな事件捜査の命令が下される。
 人間が魔術によって爆弾化させられてしまうという連続テロ事件――ローグは〈聖女〉カトリーヌを相棒に迎え捜査を開始するが、事件の背後に“思わぬ人物”の関与が浮かび上がり……!?
 その一方で、ミゼリアの生存を打ち明けられず、ぎくしゃくするローグとカトリーヌ。さらには二大貴族リグトン家より派遣された〈魔剣〉を操る対魔女部隊の横やりも入り捜査は難航する。
 事件の真相、そして新たなバディの運命はいかに――?

 魅力的な〈相棒〉に翻弄されるファンタジーアクション第2弾!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    奪命者事件解決の代償として人形鬼ミゼリアを失った第六分署。ローグは聖女カトリーヌを相棒に迎えて、新たな事件捜査の命令が下される第2弾。人間が魔術により爆弾化させられてしまう連続テロ事件。捜査を開始した事件の背後に浮かび上がる思わぬ人物の関与。一方でミゼリアの生存を打ち明けられず、ぎくしゃくするローグとカトリーヌ。そして二大貴族リグトン家の斬首部隊の横槍で難航する捜査。神出鬼没なミゼリアに要所でサポートされながらたどり着いた思わぬ真相は何とも皮肉でしたけど、変わっていく彼と魔女たちの距離感も良かったですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    今作はコロコロと魔女に振り回される少年とともに一喜一憂するのがよろしい。 ミゼリアの本心は語るあたり親愛は感じているのかもしれないが、果たしてそれは少年の境遇故なのか。彼は「自分が好きな人が善人であってほしい」という願望に入れ込み、惚れた弱みでどんな罪も許してしまうのである。そりゃイイ性格してたら裏切るフリもしたくなるのかもしれない。 昨年・今年の電撃大賞は困惑続きだったが、続編だと楽しめるようになってる印象。練られているのか、私の許容範囲が広くなったのかは分からないが。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    ミゼリアが表向きは死亡しカトリーナと共に人が爆弾に変えられる事件を捜査する中、魔女狩りの部隊の者が横やりを入れてくる今巻。―――門の先、垣間見えるのは惨劇の過去。 自由になったミゼリアが自分の思惑から協力し、カトリーナはカトリーナで信頼を一応は見せてくれる中で新たな事件に立ち向かう巻であり、前巻の犯人も絡み合い混沌になる中で真犯人の思いがローグと対比となる、世界観が本格的に深まって助走の先に駆けだしていく巻である。それぞれの思惑を見せ動く魔女たち、その中でも藻掻きの先とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 椎名

    首輪の外れたミゼリアをそのままにしてしまっていることに後悔と信頼の間で揺れるローグ、その新しい相棒となったカトリーヌとのやりとりが良いですね。完全に元カノを忘れられない男のようなムーヴなんですが、だからこそラストのカトリーヌの一言がぐっとくる。今後続けるための前振りのような一冊で、上手いことシリーズ化させたなと。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    魔女の首輪を外したローグ。ミゼリアが居なくなっても当然問題は引き続き襲いかかる。爆弾魔相手に大立ち回り。事件の規模エグいし、それに喰らいつくローグも十分怪物。だからこそ魔女と上手くやってるんだろうけれど。しかしミゼリアのことを忘れられない状況で、カトリーヌの相棒になるのは元カノを忘れられないダメ男感があるな(笑)。ミゼリアとの関係がやけにしっとりしてるのと、カトリーヌの属性がそう思わせる原因だろうが。厄介事をどんどん抱え込んでる気がするけれど、ローグは魔女たちと協力して続く事件を解決していけるのか、期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/09/10
  • 定価
    748円(本体680円+税)
  • ISBN
    9784049157000

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