異能アピールしないほうがカワイイ彼女たち
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異能アピールしないほうがカワイイ彼女たち

特殊でも、普通でも。「キャラ」に悩むあなたに幸あれ!
榛名 千紘 (著者) / 花ヶ田 (イラスト)
シリーズ:異能アピールしないほうがカワイイ彼女たち(電撃文庫)

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あらすじ紹介

「有史以来、サキュバスってワンパターンなキャラばかりよね」
 ミューデント。それは、第二次性徴期からの若い間だけ、サキュバスや雪女のような空想上の存在の特徴に覚醒し──しかしその能力の小ささ故に、社会に影響を与えることもなく現代社会に溶け込む若者たち。
 普通の男子高校生・古森翼は、幼馴染のサキュバス先輩・斎院朔夜に振り回され、生徒のお悩み相談を受ける【文芸部( )】を立ち上げることに。そんな彼の元に、猫娘(ウェアキャット)のギャルJK・獅子原真音がやってきて……?
「あたしって、みんなより個性弱いよね」「は?」
 ちょっと特殊な彼女たちが抱える、ありふれた思春期の悩み。そんな異能を持った彼女たちに、普通な「俺」ができることって──?

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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    ちょっと特殊な事情を抱える女の子たちの悩みに主人公が向きあっていく学園青春物語。三者三様の個性+”少しの異能”をもつ可愛いヒロインたち。斜に構えた主人公(でも真剣)。謎部活にエキセントリックな顧問の女性教諭など。これぞまさに王道のライトノベルといった作品で、非常に楽しく読ませていただきました。こういう作品と出会えるからラノベ読みは止められないんだよね。今回は物語全体の序章という感じで、表立った恋愛面はないのでラブコメとは言えませんが、いずれそちらにシフトしていく要素はありますね。続きを楽しみにしています。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    若い間だけ空想上の存在の特徴に覚醒するミューデントが存在する世界。サキュバスな幼馴染の朔夜先輩に振り回される高校生・古森翼が【文芸部( )】を立ち上げる青春小説。活動実績に乏しい文芸部の存続危機を回避すべく動き出した2人が出会う、個性の弱さに悩む猫娘のギャルJKや顧問候補な雪女の副担任、ストレスを抱える人魚の同級生。属性を意識しすぎたり、偏見を持たれて個性を見失ってしまう悩める彼女たちはいろいろ難しいなと思いましたけど、彼女たちのために奔走して、肩の力が抜ける存在になってゆく古森の頑張りが効いていました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★★★面白かった。10人に1人、伝承上の存在の特徴を薄っすらと持つ「ミューデント」がいる世界で、主人公とサキュバスである先輩が「文芸部()」としてお悩み相談をする物語。令和だからこそ出せた新しいタイプの謎部活モノといった印象。オイオイオイ、学校でゾイド組んで塗装までしちゃう年上幼馴染のお姉さんの何が不満だ?最高じゃろがい!!と序盤は素直に思っていたのだが、明るい描写のなかにどこか蔭のようなものを感じて、その昏さがいい味を出していた。主人公の舌鋒が鋭い、ミューデントを特別視せずに一律で塩対応なところに、 続きを読む…

    ネタバレあり
  • サキイカスルメ

    ちょっと普通じゃないヒロインたちに、普通の男の子が向き合っていくの良い!そして先輩へ向ける感情が特大級に面白いのも更に良い!大好き!!サキュバス先輩と文芸部()として活動することになったコウモリくんが、生徒たちのお悩み相談に乗りながらミューデントな女の子たちと知り合っていくお話。主人公は捻くれてる…というか全人類に対して一歩引いてるのに、謎の面倒見の良さもある不思議な男の子という印象。お話が進み彼と先輩の過去が垣間見れたことで、納得しました。ウェアキャットちゃんが、とても良い子!!女の子みんな好きですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    第二次性徴期から三十歳くらいまでの間に、一部の子供に神話的生物の特徴が一部だけ発現する世界で、サキュバスな幼なじみに振り回される少年の物語。―――神話なんてなくていい、それは特別ではないから。 異能でもない、特徴でしかない。そんなキャラに悩む少女達のお悩みを聞き助けていく、謎部活ものであり、斜めに構えているけれど誰かの悩みに真剣になれる主人公の活躍が光っている物語である。果たしてこの先、どんな特徴持ちが現れるのか。主人公は、自分の思いを叶えていくことはできるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/08/09
  • 定価
    770円(本体700円+税)
  • ISBN
    9784049156928

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