スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の美少女を怪獣に仕立てあげたか 2
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スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の美少女を怪獣に仕立てあげたか 2

おいおい。いくら俺が〈普通の学生〉を謳歌する〈万能の傭兵〉とはいえ、本気の有馬風香――あの激ヤバモンスターには勝てないぞ? テロと陰謀の銃弾が飛び交う学園の一大イベントを、可愛すぎる大怪獣がなぎ倒す!
水田陽 (著) / 黒井ススム (イラスト)
シリーズ:スクール=パラベラム(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

どんな銃弾でも、この大怪獣には勝てない。

やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみ、久原京四郎だ。
元気してる? 俺は逮捕されたり偉い人に怒られたりしてるけど元気だよ。

それでは今回のあらすじを説明しよう。

俺の友人には有馬風香という、美しさだけで世の中わたってるような、俺も一目置くほどのとんでもない女子がいる。
今回のお話は、制服コンテストにモデルとして出ることとなった有馬風香が学園の陰謀に真っ向から立ち向かい、大怪獣としてすべてを滅茶苦茶にするまでを描いた学園青春エンタテインメント、ということになる。

あれ? 真打・久原京四郎の出番はって?

いや、学園の制服コンテストに傭兵の出番とかあるわけないじゃないの。今回の俺はのんびり日常パートを担当……って、なんだと?
『制服コンテストの裏に国際テロリストの陰』?
『自宅・公道・水族館――あらゆる場所で繰り広げる大迫力の銃撃戦』?

えー、どうやら無敵の傭兵こと久原京四郎は、風香ちゃんのために今回も八面六臂の大活躍だそうです。
大活躍なんていらないから、みんなで鍋パーティとかやろうよ。ダメ? ダメか……。

まあいい、荒事は俺に任せておけ。存分にやっていいぞ、風香。
銃弾飛び交う学園青春バトルアクション、すべてをなぎ倒す第2巻!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    学園の制服コンテストにモデルとして出ることとなった有馬風香。様々な学園の陰謀に巻き込まれていく彼女を京四郎が助けながら、彼女を出場するまでサポートする第2弾。コンテストをコントロールする学部長連の裏の社交場コンフェス。出来レースのモデルに選ばれたことで狙われ、否が応でも渦中に巻き込まれてゆく風香に対して、仲間たちの協力も得ながらそれを助けていく京四郎。コンテストの裏に国際テロリストの陰もある中、思わぬ約束もしながら大暴れする彼らしさも活きていましたが、何より自らの力で喧嘩に勝ってみせた風香が圧倒的でした。 続きを読む…

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  • のれん

    こういう頭のおかしい権限を抱える学園って設定も古典化してる気がするが、これと洋画言い回し主人公と組み合わせがしっくりくる時もある。 別に不真面目ではなくて、普通にヒーローをやりたい主人公をヒロインが背中を押してあげる実にラノベチックな構成。ちょっと気恥ずかしすぎて主人公の言動がアレなだけで、物語は王道なのだ。 才能を持つ苦悩と取るべき行動という部分も腐らないテーマだし面白い。 学園の設定的に今後も色々広げられるが、アクション用の敵がお邪魔虫程度にしかできなさそう。もっと強敵感ある展開は作れないだろうか。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    最強の傭兵でも思い通りにいかないことがある。逆に最強の傭兵をも圧倒するような少女もいる。ままならなさこそが自由なのかもしれない。制服コンテストの裏で巡る思惑に巻き込まれてまた平穏から遠ざかる。風香が関わると途端に折れる姿に彼女を特別視していることを感じつつ、それが物語にガッツリ絡んできてなるほどなぁとなった。掴みどころがないと思っていたけど、内に秘めたモノに触れて、当たり前のように色眼鏡で見ていたとハッとさせられた。でもやっぱり特別なんだよなぁ。そんな彼女を危機から遠ざけて、自身も争いから脱却できるのか。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Pustota

    陰謀や派手なアクションのわちゃわちゃ感も楽しいが、その合間に登場人物の気持ちを丁寧に描いているところが好き。特に今回メインの風香は、1巻目で守られるべき美少女というアイコン的存在だったのが、魅力的なハートを持ったヒロインとして主人公と向き合うところが良かった。可愛い「だけ」の彼女を「怪獣」と表現するのも面白い。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/04/18
  • 定価
    836円(本体760円+税)
  • ISBN
    9784094531879

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