あらすじ紹介
アリス=アナザーバイブル。
死んだはずの少女は、意外な姿で再び復活した。
それを目撃したインデックスは窮地に陥る。しかし、共にいたオティヌスだけは逃がし、入院中の上条当麻に危機を伝えることには成功した。
そして、オティヌスから話を聞いた上条は、再び拳を握る。
インデックスを、必ず助ける。
……だけで満足すると思ったか?
せっかく蘇ったんだろ、アリス。
お前と殴り合っても良い。不幸な俺が、この終わりかけた世界で『きっちり全員救って』ハッピーエンドにしてやるよ!
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みんなからのレビュー
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燃え尽きタコ
20最高! 最初の、具体的には御伽の世界のレールに組み込まれてる段階では前巻と合わせて面白く無いわけじゃ無いけど禁書らしくなくて微妙って思ってたのよ。 上条当麻がどことなくらしく無いし、死んでも復活するし、敵キャラが能力の高さに反してバックボーンとか研鑽が少ないし、なんか禁書らしく無くて引っかかりがあった。 アラディアが可愛いとか、アンナの物語が好きとか、アレイスターがアレイスターしてるとことか、コメディ描写や間のつなぎ描写がシンプルに面白いとか、良い場所はあるにしても決めのラストシーンが毎度微妙だったのよ。 続きを読む…
ネタバレあり -
キリル
12復活したアリスも含めて「きっちり全員を救う」ために上条さんが頑張る今巻。既に分岐点は過ぎ、ただ終着駅に近づくだけのレール上でそれでも上条さんが目指したものがすごかったです。彼が振り返る年度末からの動向は本当に濃ゆかったと思いますし、どんなに決意しても「たかが死くらい」とは思えないし、あのような表情を浮かべることはできないだろうなぁと思いました。誰も不幸にしたくない、しかし彼は誰も不幸にすることなく舞台から下がったのかどうか…ロマンが砕ける破滅を察知していつもと違う口調になってしまう脳幹が面白かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
10うわー、何?これで終わりですか? 何年読み続けたか分からなくなるくらい読んで来たのに、こんなのでいいの?もう仕方ないのか?多分また、なんか出て来るだろうけど、しかしなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
7上条さんが上条さんである所以が詰まりに詰まった一冊。善悪なんて関係ない、救いたいからただ救う。結局、我々が見たいのはこういう姿なんだよなぁ。連れ去られたインデックスを救うためにアリスと対峙する。囚われのヒロインを救い出す構図はヒーローモノの王道ではあるが、とあるでは存外珍しい。そしてアリスから語られる真実と、一連の騒動の精算。無理を通して道理を引っ込れば揺り返しが来るのは必然。でも彼が失われることは、彼が望んだ彼以外の誰もが不幸にならない未来から最も遠ざかるルートだろうし、ここからどう復帰するのか、期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
フラチキさんです
6★★★★★ アリスとの決戦。目的と戦う意味がぐちゃぐちゃになってますが、それはいつものとある節なのでよし。前巻のドラゴンを上条自体は相当否定的に捉えているのは興味深いです。決戦はわかりやすいかつ、変わった魔術で読み応えありです。簡単に地球が破壊されるオティヌス戦とかに比べると、インフレだいぶ落ち着いたなと安心したり。そんな中でも上条は等身大の人間なので、訪れてしまった科学ではどうしようもない死という現実。復活はするんだろうと思いつつも、次巻を楽しみに待ちたいと思います。創約前半も綺麗に締めて欲しいところ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/04/10
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784049156010
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