魔王都市 2 血塗られた聖剣と致命の亡霊
魔王都市内で派出騎士の変死事件が発生。その陰で蠢くのは、偽造聖剣の製造元でもある≪致命者≫と呼ばれる謎の組織。再び事件解決に乗り出すキードとアルサリサに、過去に消えた亡霊と、底知れぬ陰謀が襲いくる。
ロケット商会
(著)
/
Ryota-H
(イラスト)
シリーズ:魔王都市(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
今宵、死者と共に伝説が蘇る。
魔王都市内で派出騎士の変死事件が発生。
その陰で蠢くのは、偽造聖剣の製造元でもある≪致命者≫と呼ばれる謎の組織であった。
≪致命者≫の痕跡を追うキードとアルサリサだったが、アルサリサの捜査を危険視した人類司法機関・不滅工房は魔王都市に調整官フォレーク・イズニェルを派遣。彼によって捜査線は歪められ、無実の魔族達が容疑者にされてしまう。
正義の名の下に、正しい裁きを遂行しようとするアルサリサ。
仁義の名の下に、法に背いてでもはぐれ魔族を救おうとすうキード。
両者の思惑はすれ違い、ふたりは別々に捜査をすることに。
過去に消えた亡霊と、底知れぬ陰謀が襲いくるなか、アルサリサとキードは騎士殺しの犯人に辿り着くことが出来るのか。そして、≪致命者≫の正体とは――世界破滅級クライムサスペンス第二幕。
みんなからのレビュー
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よっち
27魔王都市内で発生した派出騎士の変死事件。偽造聖剣の製造元<致命者>の痕跡を追うキードとアルサリサの捜査を危惧する不滅工房が調整官フォレークを派遣する第2弾。フォレークの一方的な捜査方針で無実の魔族達が容疑者にされ、それに僭主七王それぞれの思惑や、偽造聖剣製造を担う天才を巡る複雑な想いを絡めた展開でしたけど、正義から正しい裁きを目指すアルサリサと、仁義からはぐれ魔族を救うキードは分かれて捜査していても、確かな信頼関係が生まれつつありますね。最後に思わぬ窮地に陥ったものの、今後の展開が楽しみになってきました。 続きを読む…
ネタバレあり -
サケ太
14魔王都市はさらなる混沌へ。僭主七王はやはり規格外。内外からの干渉で、分裂する二人。とんでもない事態を解決するのは痛快。しかし、闇は深く。敵は多い。道筋はあるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
小娘とドラゴン
3バディもので些細なことからすれ違う展開。相棒がいないままでは上手くいかず、自分に欠けているものを自覚するくだりが、しっかり描写されている。復縁時の態度や台詞は、実にヒロインと主人公らしい。しかし、ミステリとバトルの両方をしっかり描いているため、やはりテンポは良くない。仲違いから復縁までにかなりの文量があり、そこから事件解決までがまた長い。上下巻に分けるか、削ってテンポを出したほうが良い。口絵も少なく、世界観や設定を掴みにくい。1巻から聖剣が重要な鍵なので、違いを口絵や文章で分かりやすくした方が良いだろう。 続きを読む…
ネタバレあり -
ume-y
2キードが、姉と妹に挟まれて立場の狭い長男に見えてきた。 続きを読む…
ネタバレあり -
うんの
1KUFU。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/02/19
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定価891円(本体810円+税)
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ISBN9784094531725