十五光年より遠くない
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十五光年より遠くない

2025年。太陽フレアの磁気嵐により東京は大規模停電に見舞われた。元自衛官の陸は初恋の女性の妹・金星と偶然出会い、ある事実を知る。かつての想い人の命を、そして東京を救うため、たった二人の任務が始まる。
新馬場新 (著) / あんよ (イラスト)
シリーズ:十五光年より遠くない(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

文明が停止した夜。二人だけの任務が始まる

2025年。
人類観測史上最大規模の太陽フレアが発生、突然の磁気嵐が地球を襲った。
その影響で起こった大規模停電により、日本は通信、インフラがストップする異常事態に陥る。
その日、東京・渋谷で偶然初恋の女性・水星と再会した元自衛官の陸は、水星の妹・金星から大規模停電の理由と、「ある事実」を知らされる。
文明が停止し、パニックに陥る東京ーーそんな状況下で、かつての想い人の命と、東京に危機が迫っていた。
自身の姉の命の為にもじっとはしていられない金星と、自らできることは何があるのか迷う陸。
情報、交通手段、手助けなし。
出会ったばかりの金星と陸、たった二人の任務が始まった。

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みんなからのレビュー

  • なっぱaaua

    面白かった。まるでハリウッドのSF映画を観ているようだった。作者もポップコーンとコーラが合う作品と言っているので狙った部分はあるのでしょうね。太陽フレアに起因する自然災害。地震や台風や噴火が通常は想定されるものの実はこの災害が電子機器に溢れた社会では復旧に掛かる時間を考えると今一番やばい災害なのではないか。ケベックの大停電ってあったことが思いだせない。官僚・自衛隊や米軍、主人公二人を助ける人々がなんでもうまく行き過ぎるのはエンタメと思えば寧ろ邦画でSF本格作品が描けるのでは。~続く~ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    2025年。渋谷で偶然初恋の人・浅野水星と再会した元自衛官の陸。しかし人類観測史上最大規模の太陽フレアが発生、突然の磁気嵐が地球を襲ったに影響で異常事態に陥る物語。大規模停電により通信・インフラがストップする状況下で、かつての想い人の命と東京迫る危機。出産間近の姉の命の為に動き出した水星の妹・金星と共に、救う手段を得るために横須賀へ向かう陸が知る大規模停電の理由。ネットも途絶し情報も交通手段もない極限状況で、時には衝突しながら出会った人に助けられ、縁を辿って解決に挑んだその結末がなかなか鮮烈な物語でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • なみ

    太陽嵐により電気や電波に異常が発生した世界で、元自衛官と少女が大切な人のために奔走する話。 最初から最後までめちゃくちゃ面白かった! 細部へのこだわりも見えて、物語の世界にどっぷり浸かることができました。 それぞれのキャラクターの考え方や行動理念がはっきり伝わってきて、作中でいくつものドラマが生まれる展開が素晴らしかったです。 特に、陸の祖父との会話シーンがすごく良かった。 伏線がしっかりと回収され、綺麗に収束していくラストも最高にワクワクしました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    太陽風による電子社会崩壊を舞台に衛星迎撃に奔走するSFパニック。劇中でも、展開でも一番引用されるのが『アルマゲドン』なのだが、それ以外にも『トップガン』やら『バトルシップ』などの軍隊米映画まとめて引用して邦画に適応化させた雰囲気がある(実際実名で出された米映画は上記含めて数多い)。 そして何より官僚、自衛官、民間人、メインキャラの家族、全員に素晴らしい人徳と役割がある。これほど気持ちいい作品も最近ではそうそうないかもしれない。キャラ一人ひとりに葛藤が必ずあり、(1/3) 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 和尚

    めちゃくちゃ好きでした! 政治的事情で翼をもがれた凄腕の空戦パイロットの陸が少女と出会う、その少女の面影は彼のかつての初恋の人に似ていて…… そこから展開が一気にギアを変えます。 未曾有の太陽フレアによる災害パニックもの、そして迫る危機。 様々な描写がリアリティを補完してくれて、引き込まれていきます。 スターリンクの問題や通信網の問題、2025年の太陽光フレアに対する準備不足の警鐘としても面白かったです。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/12/18
  • 定価
    946円(本体860円+税)
  • ISBN
    9784094531596

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