塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い 8
冬休み明け。とある事情で円花は佐藤さんたちの学校に通うことに。波風立てたくない蓮だったが、佐藤さんの思い込みが炸裂し……「蓮君と円花ちゃん、付き合ってるんです」最悪の爆弾発言が幼馴染の関係を変える!?
猿渡 かざみ
(著)
/
Aちき
(イラスト)
シリーズ:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い(ガガガ文庫)
この作品をストアで探す(宣伝)
あらすじ紹介
佐藤さんの発言が恋の導火線に火をつける?
それは、あのクリスマス・イブの出来事ーー。
佐藤さんと押尾君が嬉し恥ずかしのクリスマスデートをしていた、その裏で……
「……は? えええええぇぇぇーーっ!?」
佐藤さんの親友・円花の目前では衝撃の事態が進行していた。
――緑川高校、事故により校舎倒壊!
そんな事件の影響で、円花含めた緑川高校の生徒は、年明けから佐藤さんたちが通う桜庭高校に身を寄せることに。
そのせいで、今まで誰も訂正しなかった「勘違い」が白日の下にさらされる。
「蓮君と円花ちゃん、付き合ってるんです」
佐藤さんの爆弾発言をきっかけに、突然注目の的になってしまう円花と蓮。
そこで蓮は強引に円花をおうちデートという名の作戦会議に拉致! 周囲の干渉を回避するために円花に偽装交際を提案するが――
「蓮君と円花ちゃんって、ホントーにお似合いのカップルだね!」
そんな偽装で、ぐいぐい来る佐藤さん@冬休みデビューで絶好調を回避できるのか!?
絶対に(付き合ってないと)バレてはいけないダブルデート、開幕!
みんながひそかに気になっていた「もう一つの恋の話」がついに動き出す。
糖度120%の甘々青春ラブコメ、今回は甘々倍増で糖度200%超え!
みんなのデータ
-
9評価する
-
7読みたい
みんなからのレビュー
-
芳樹
29【BW】押尾君と佐藤さんの友人、蓮と円花の二人の関係に焦点が当たる今回は、これぞ王道のラブコメディというべき展開で実にファニー。思いっきり楽しませて頂きました。まず、前巻最後のシーンを受け『冬休みデビュー』しちゃった佐藤さんの「ウザさ」溢れるポンコツな言動が実に可愛らしく、また今回の中心人物・蓮と円花の不器用さと、彼らのリアリティを伴った面倒くさい関係がかなり面白く感じました。とてもお似合いの二人だと思いますね。この二人の行く末にも幸多からんことを祈るばかり。今後の展開を楽しみにしています。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
26佐藤さんと押尾君の嬉し恥ずかしクリスマスデート。その裏で緑川高校に通う佐藤さんの親友・円花が事故で目の前で校舎が倒壊する衝撃の事態に直面して、当面桜庭高校に通うことになる第八弾。勘違いからいきなり蓮と円花が付き合っていると皆の前で爆弾発言をしてしまうコハル。注目を集めてしまった状況から周囲の干渉を回避するために、円花に偽装交際を提案する蓮。幸せ過ぎて匂わせ発言をしたり、つい暴走しがちなコハルには苦笑いでしたけど、意外と不器用で自覚に乏しかった蓮と円花が、ようやく向き合えたその結末はなかなか良かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
12こはるの親友、円花の通う高校が爆発で崩壊してしまい一時的にこはる達と同じ高校に通う事になる中、こはるが信じてる嘘に基づく言葉が大騒動を巻き起こす今巻。―――大切だから、泣かせるな。忘れるな。 蓮と円花、幼馴染コンビという二人に焦点が当たる巻であり、若干ウザくなったこはるに煽られたりしつつも王道のラブコメが繰り広げられる、瑞々しい甘さが逆に心に効く巻である。一つ乗り越え結ばれて。幼馴染同士だからこその気安さのあるラブコメは始まっていく。果たしてその恋の横、二人の恋路とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
桜庭かなめ
12年明け編。前巻ラストで半ば事故的な感じで押尾君と佐藤さんがキスしたので、本巻はどうなるか……と思っていたら、2人の友人キャラである蓮と円花のラブストーリーが展開されるとは。シリーズとしては横道に逸れた感じではあるけど、面倒くさい性格の2人の恋模様を描いたという意味ではとても満足感のある一冊。2人がメインだけど、押尾君と佐藤さんもちょくちょく見せ場はある。また、佐藤さんは冬休みデビューしてキャラ変しており、ポンコツ化が進んだ気がする。蓮と円花は個人的に応援したくなるカップルだな。 続きを読む…
ネタバレあり -
leo18
9もう一つの恋、連と円花が中心のエピソード。ピュアな恋模様で恥ずかしがる円花がかわいい。暴走気味のこはるとかっこいいところを見せる颯太とメインカップルも見せ場があって良かった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/10/18
-
定価858円(本体780円+税)
-
ISBN9784094531527