
あらすじ紹介
連邦の戦略攻勢『黎明』。
この発動に向けて、連邦は着々と準備を積み上げていく。
迎え撃つ帝国は未だそれに気がついていない。
帝国軍に残された時間は、あまりにも乏しい。
この窮地に帝国軍では、ただ一人。ターニャだけが気が付く。
故に、世界は目にするのだ。
黎明があれば、払暁あり、と。
ゼートゥーアというシステムが、世界を騙す端緒がついに始まる。
その引き金を引いたのは、幼女の皮をかぶった怪物である。
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みんなからのレビュー
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なっぱaaua
36まったくいつまで待たせるのやら。連邦の仕掛ける作戦名「黎明」。戦争を終わらせる一撃、帝国は成功体験に引きずられ引くも地獄進むも地獄の状況に陥る。後世の記述ではゼートゥーア大将の「払暁」が評価される話なのでターニャの大ピンチはターニャの機転によってきっと回避されるのだろう。きっと。しかし幼女戦記って歴史書でありビジネス書であり宗教観の話でもあるよな。ターニャは現代でも優秀なビジネスマンだったのだろう。少しマニアックで冷徹な。だからこそピンチをチャンスに変えるスキルを持っている。次巻どう反転するのかが楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
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Urmnaf
12待ちに待った3年ぶりの続巻。今月は待ちに待ったが多い月。イルドア侵攻から戻されたサラマンダー戦闘団は、東部戦線に回される。春か夏かと予想される連邦の反攻に、人員の練度も弾薬も何もかもが不足する中、できる準備を進めるターニャ。人心掌握術についての自己評価が妙に高まっているのは、何かの布石?とまれ、連邦の新たな魔導師運用にゾクゾクしているうちに、ソ連ばりの大反攻が始まる。久しぶりのダイナミックな魔導戦もあって、待った甲斐はあったかな。今次大戦も末期だろうけど、来月と言われる次巻にはさらなる期待が。 続きを読む…
ネタバレあり
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ささきち
11何年振りの新刊ですか?という気持ちもありつつご時世柄もう出ないのでは?とも思っていただけに出てくれて一安心。そして待ちに待った新刊の内容は今までどんなに酷い状況だろうと勝利してきた帝国だが、とうとう連邦の策略に騙されてしまい敗北からのスタートでここからは勝つか負けるかではなく逃げ切れるのかという戦いになりそうだ。本来ならこのまま連邦勝利と帝国の敗北で終わる所をターニャだけは現状に気づき足掻き始める。あれだけ軍に忠実な兵士として生きてきたターニャが帝国を生かす為に精神がすり減り壊れそうになりながらも一線を 続きを読む…
ネタバレあり
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LNGMN
10久方ぶりの新刊ということで、状況の把握と特徴的な文体に体を慣れさせるので上巻が終わってしまった気がする。 続きを読む…
ネタバレあり
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みどり
73年ぶり、なのに、まるで先月から続いているような気がする展開。 相変わらず、いっぱいいっぱいの戦闘状況の中、さらに正月休みも返上(本来ならこの辺り設定的にクリスマス休暇なのだろうけれど)で、さらにさらにの、大事!ロリヤのロリ具合が世界を変える? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/08/30
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784047368194